みんなで減らそう、レジ袋削減チャレンジ

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(1月29日 金)、環境省は去る12月に開催した、「みんなで減らそう レジ袋チャレンジキャンペーン 優秀サポーター表彰式」の結果を新聞に掲載(全面広告)し、キャンペーンの成果を発表しました。

 

当キャンペーンの目標は、「2020年12月までに店頭で一週間レジ袋を使わない人を6割にする」ことでしたが、めでたく達成した(7割)とのこと。

 

日経ホールで開催した表彰式会場には、市民団体や事業者など優秀サポータ-が集まり成果を発表した。

 

その中で特に目立ったのは、富山県&とやまエコストア連絡協議会の取組みです。

 

2008年に消費者団体・事業者・行政の3者で「レジ袋削減推進協議会」を作り、全県を上げてレジ袋無料配布廃止をスタート、レジ袋辞退率95%を達成、特に若年層にアプローチしたことが評価されたという。

 

また徳島県では、「レジ袋サクゲン作戦」を掲げ、子供たちの環境教育の一環として、家庭で眠っているちょっといい紙袋をレジ袋代わりにスーパーに置いてエコバックにしたアイディアが評価された。

 

島田市でも、

 

 ■ 平成17年(2005年)、全国に先駆けて、レジ袋削減3者会議NPO・事業者・行政)を結成、

 ■ 平成19年には島田市マイバック推進協議会」を発足させて、市内食品スーパー8店舗のレジ袋の有料化に漕ぎつけ、マイバック持参率80%を達成し、今日に至っています。

 ■ しまだ環境ひろばでは、マイバック持参運動の一環の中で、「ふろしき講座」「マイバックづくり教室」などを精力的に開催して運動を盛り上げました。

 

今回は、昨年7月、環境省が全国の小売店舗に「レジ袋の有料化」を義務付けてキャンペーンが始まったわけですが、もう15年も前からチャレンジしている地域がたくさんあることも忘れてはならない。

 

多くの食品スーパーはもうとうに実施しており、漸く重い腰を上げて、コンビニやホームセンターや家電量販店が加わり、本格的なレジ袋の有料化が走り出したわけです。

 

何はともあれ、レジ袋を利用しない人が、70~80%になって来たことは喜びに堪えません。

 

努力をしてきた結果が報われました。