レジ袋有料化から4カ月に思う事。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

7月1日から「レジ袋有料化」が始まって4カ月が過ぎました。

 

食品スーパーに買い物に行く人の多くは「マイバック」を持参し、普通の行動になってきました。

 

コンビニやドラックストアホームセンターの客も、両手に持てないような買い物をした客の70%位はマイバックを持参、有料レジ袋を貰う客は10~20%か。

 

普段、車やカバンの中に、折り畳みのマイバックを用意している人もかなり増えた。

 

文句を言う人もいるが、定着してきた。

 

来る12月9日(水)、環境省主催の「みんなで減らそう。レジ袋チャレンジ キャンペーン」が開催されます。

 

 ■ 日時:12月9日(水)13:00~1545

 ■ 方式:webライブ中継イベント

 ■ プログラム: ◆ 優秀サポーター表彰式・小泉環境大臣の挨拶

          ◆ パネルディスカッション 

 ■ 事前登録受付中 https://events.nikkei.co.jp/31963/ 大いにウエブに参加しよう!

 

さて、しまだ環境ひろばは、もう14年前の平成17年(2005年)、当時の「ごみ分科会」が中心になって、「マイバック持参とレジ袋削減運動」を企画。

 

 ■ 「レジ袋削減3者会議」を立上げ、精力的に現状調査や交渉を行い、実行計画を作り上げました。

 

  レジ袋削減3者会議とは、市民(しまだ環境ひろば他)・事業者(地元食品スーパー・ビックポンドストア他)・島田市環境課 の共同体である。

 

 ■ 平成19年4月「マイバック推進協議会」に衣替えし、レジ袋削減運動を継続した。

 

 ■ 平成20年度、市内6社 14店舗レジ袋有料化が実現しました。

 

 ※ 以降、「風呂敷講座」「マイバックづくり教室」などを数年間精力的に開催し、風呂敷やマイバック持参の奨励・普及に努めました。

 

 ※ 実施店やそうでない店のマイバック持参や評価調査に努め、レジ袋有料化実施店を増やしてきました。

 

島田市の食品スーパーの殆どは「レジ袋有料化」の実施店になり今日に至っています。

 

最後まで実施に踏み切れなかったコンビニやホームセンターなどが、7月1日の国の強制施行に従い、実施に踏み切ったわけです。

 

当時の3者(市民・事業者・市)の実施に当たった担当者・部門には改めて敬意を表したい。14年前、良く先駆けて実施したものだと。

 

こういう成功事例がありながら、未だ環境問題がたくさんある中で、3者の連携・協働が活かされていないのは非常に残念である。

 

何とかしたいと思う今日この頃である。