消費者が賢くならなければ世の中は変わらない!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

政府は、2022年の施行を目指して飲食店などを対象に、プラスチック製のストローやフォークなどを削減する取組を義務づけるという。

 

今回の通常国会「プラスチック資源循環促進法案」を提出の予定です。

 

具体的には、来店客に必要かどうかを聞いて提供するとのことのこと。

 

これは、店頭でストローなどを大量に提供する外食産業も対象になります。

 

当然ながら、プラスチック製品を製造する事業者にも、植物由来の素材で作ったストローの促進を図ることも義務付けられます。

 

また、自治体(市町村)による分別回収や、事業者による自主回収やリサイクルの取組みも対象となる。

 

現在市町村の多くは、台所用のプラスチック製品は「燃えるごみ」として焼却していますが、分別回収の対象にして法律を作って削減を進める方針です。

 

従って、未だ分別の対象にしていない市町村は、そのまま焼却をやり続けるか、それとも政府の指導に従い、分別して資源化するかの選択をすることになります。

 

私たち消費者も、化石由来のプラスチック(ストロー・フォークなど)をいつまでも使っている事業者に厳しく目を向けなければなりません。

 

そうしなければ「プラスチックゴミ」は減りません。

 

ごみの削減は、3R(リデュース・リユース・リサイクル)では不足です。

 

4R(リフューズ 断る・買わない・貰わない)を実行しましょう。

 

消費者が賢くならなければ世の中は変わりません。