大電化時代始まる!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

3月1日より、日経新聞朝刊で、「第4の革命 カーボンゼロ 大電化時代」がシリーズ(連載)で始まりました。

 

第4の革命とは、第一次革命が農・林・水産業、第二次革命が鉱工業・製造業など、第三次革命は、サービス・通信・小売り・銀行など、第四次革命はデジタル化を前提とした情報通信・医療・教育サービスなど技術開発中心の革命だという。

 

シリーズが始まって今日は3日目、

 

 ■ シリーズNO.1は、「電化の時代が訪れる」から始まった。

   電気をためる「蓄電池」を押えた国がエネルギーの新たな覇者となる。

 

   記事は、◆オランダの巨大な風車、◆英国やオランダの洋上風力発電所を紹介をしつつ、再エネ比率は、英国が42%、ドイツが45%、日本は2割どまりで周回遅れ、日本の再エネ価格は、西欧諸国の4倍、再エネのカギを握る「送電網」の整備も遅れていると警鐘を鳴らしています。

 

 ■ シリーズNO.2は、◆中国西部の湖水に含まれる、蓄電池に使われるレアメタル リチウム取り出しの紹介、20世紀は石油を握る国が覇権を手に入れたが、21世紀は蓄電池がエネルギーの要となると強調。

 

 ■ 今日のシリーズNO.3は、ノルウェーは2025年までに二酸化炭素を排出しないEV車か燃料電池車(FCV)の新車しか売れなくなることを紹介、世界の車メーカーが動き出したが、電気や蓄電池を作り出す工程で排出するCO₂の処理は未だ課題で競争は始まったばかりだと記事は書いています。

 

「第4の革命 カーボンゼロ 第電化時代」シリーズは、どこまで私たちに情報提供してくれるのだろうか。

 

まだまだ明日から楽しみな連載である。