市民団体事務局の反省

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

3月入り、ロゼット状になっていた草が頭を持ち上げ、木々も新芽が吹き始め、春の気配を感じる今日この頃である。

 

自治会の会計や市民団体の事務局を担当していると、この3月は非常に忙しい。

 

同じ時期に、同じような事務作業(資料づくり)が重なる。

 

事業報告と決算、事業計画と予算計画の立案、できた案は、予算委員会・役員会・監査会・総会を通して始めて決まる。

 

各会議のセットや運営も楽ではない。

 

こういう状況が見えているので、役員へのなり手が無い。

 

順送り人事なら仕方なく受けるが、そうでなければ頑なに受けない。

 

こういう状態を作り出しているのは、実は役員クラスではないのか。

 

一旦受けた人たちは、現役時代にそれなりの地位と、素養を持った人が多く、やり出すと際限もなく完璧な仕事をし、他の人にもそれを求める。

 

例外もあるが、自治会も市民団体もレベルは非常に高い。

 

会社並みに何でも議事録を録ったり、資料も完璧に作ったり、人の書いた資料を必要以上に手直ししたり、そこまでやる必要もない作業をやり過ぎている役員がいる。

 

自治会や市民団体の事務作業のレベルは、ほどほどにすべきではないか。

 

そうしないと、敬遠する人が出てきて益々なり手が無くなる。

 

レベルを維持向上するのは容易いが、レベルを落しそれを容認するのは大変難しい。

 

しまだ環境ひろばの事務レベルは、意識して落していますが、どうしたものでしょうか。

 

反省する今日この頃です。