アスリートたちの熱き心と感動が五輪を救う。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

東京オリンピック(7月23日)・パラリンピック(8月24日)の開幕まであと一週間となりました。

 

新型コロナウイルス感染拡大で史上初めて延期された大会は、殆どの競技が無観客で開催されることになりました。

 

未だに、命とオリンピックとどちらが大切か、などと中止を訴える人や団体がいる中で、今大会は果してどんなことになるのだろうか。

 

アスリートたちの殆どは沈黙を守っていますが、心中は如何ばかりか。

 

スポーツ新聞や一般紙は取っていませんので、日経のスポーツ欄でしか読むことはありませんが、それでも今日(7月16日 金)の日経新聞朝刊には、アスリート本人や元メダリストたちの思いや期待が掲載され興味深く読みました。

 

 ■ バトミントン 桃田賢斗「苦しいことがたくさんあったが、逃げずに頑張ってくることができた。『今は覚悟を決めて五輪で金メダルを狙う』とはっきり言える」

 

 ■ 柔道 大野将平 リオデジャネイロ五輪の金メダリスト、今回もとにかく一本を狙いにいく超攻撃型柔道を自任する。

 

 ■ 水泳 北島康介 元水泳金メダリスト 今回の五輪では「アスリートナビゲーター」の肩書で、様々な競技のアスリートに会って話を聞くはずが・・・ここ数ヶ月話す機会がなかった。五輪をとりまく空気が変わり僕のスタンスも変わったが、とにかく選手には笑顔で戦いの舞台に立ってほしい。そうしていかに自分と戦ってきたかということも率直に言葉にしてほしい、という。

 

 ■ サッカー 現役 元日本代表 三浦和良 国立競技場の5万人の熱気が引き出してくれた力を知っている身としては、観客のいない閑散とした競技会が東京五輪の光景として記録されるのは寂しい。こういう時だからこそ熱くなれる瞬間を、感動を見せてほしい、今できる日本の力を。と結んでいます。

 

三浦和良さんが、記事の中で言っているように、感染症の流行で生活もままならないのに「五輪なんか」という意見があるのは当然だが、アスリートたちが頑張る姿を見て何かを人々が感じてくれる、こんな時だからアスリートよ感動を!、元日本代表の三浦選手だから言える感想だ。

 

開幕まであと一週間、全てのアスリートたちが思う存分な力を発揮して闘ってもらいたいことを祈るばかりだ。

 

それが、結果として東京オリンピックパラリンピックの成功、価値ある大会になる唯一の道であると思う。

 

アスリートたちの熱き心と感動、それを感じ取る人々が五輪を救う!