NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日もまた早朝から、今年一番の暑さになりそうだ、とテレビが報道しています。
日本のこれまでの最高気温は、(観測史上)
■ 1933年 山形市 40.8度
■ 2007年 熊谷市・多治見市で40.9度となり、74年振りに記録を更新
■ 昨年2020年 浜松市が、41.1度となり、13年振りに再度記録を更新
気象庁は、過去100年間で地球全体の平均気温は、0.74度ほど上昇、北半球は0.8度上昇、2000年以降の上昇率はますます高まっていると公表しました。
■ 北半球は、南半球に比べて陸地の面積が広く気温が上昇しやすい。
■ 北極の氷の面積が南極と比べて少ない。
■ 海面水温の上昇も気温上昇の要因
■ 偏西風の蛇行
これらの要因が重なって、昨年はロシア北部の異常な気温上昇、米国カリフォルニア州の大規模な山火事、今年はドイツや中国で未曾有の水害が発生しています。
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、今後約80年間で温暖化ガスの排出量が想定される最悪パターンだった場合、地球全体の平均気温は2.6度~4.8度上昇する可能性に触れました。
過去100年間で約1度の上昇で、これほどまでの災害が起こっているのに、3度~4度と言ったら想像もつかない大災害が想定されます。
今朝のテレビ報道、「今日は、今年度最高の気温になりそうだ」を聞いて、改めて危機感を抱きました。
世界は今、地球1.7個分の生活をしているという。日本人は地球2.9個分の暮らしをしているという。
今や地球温暖化を疑う人はいなくなってきた。みんなが気が付き出した。
行動を起こす時は、今です。
他人ごとにしないで、「自分ごと=当事者」にして!