とてつもない台風、人間が作っているのかも。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

台風9号に続いて、10号が接近してきた。

 

テレビの気象予報士は、今まで表現したことがない言葉で「とてつもない台風」と言っています。

 

海面水温が30度を超える熱帯の海を衰えないで北上し、陸地に近づく異例の台風になりそうだという。

 

このように日本の南海上で海面水温が高く、台風が発達しながら北上する傾向はしばらく続き、次々と新たな台風の来襲の恐れがあると言っています。

 

長い地球の歴史の中で、地球の平均気温が5度程度の変化は何度かあったという。

 

こういう中で産業革命以降、人類によって石炭・石油の利用は、大気中の二酸化炭素(CO₂)を大幅に上昇させて、地球の平均気温を1度高めている。

 

少なからず、海面温度の上昇も伴っていると見られています。

 

二酸化炭素の排出量の抑制は鈍く、このままでは地球の平均気温はさらに4~5度程度押し上げ、海面の上昇海面水温の上昇も続くと予想されています。

 

大型化した台風による豪雨・暴風・高波被害は甚大になり、それこそ予想もつかない「とてつもない台風」になる。

 

私たちは、今、地球が持っているキャパシティの2倍の生活をし、地球を痛めつけています。

 

普段知らず知らずのうちに無駄な生活をし、地球を痛めつけています。

 

例えば、

 

 ■ 雑紙を分別せずに平気で「燃えるごみ袋」に入れている行為です。燃やせば当然CO₂を排出し、地球温暖化に加担しているのです。

 

 ■ 生ごみの80%は、水分だと言われているにもかかわらず、水でビチャビチャの野菜くずを平気で「燃えるごみ袋」に入れて排出し、市の焼却炉で焼いています。水を焼いているのですから、燃料のコークス(石炭)の使用量は計り知れません。

 

他にもいっぱいあります。

 

雑紙の分別・生ごみの水切りは、市民が注意すれば殆ど余分な経費をかけることなく、今から、明日からでき、地球温暖化防止に貢献します。

 

強烈な台風は、実は人間が作ってしまっていると言っても過言ではないのです。

 

小さなことから始めよう!