「オリンピック東京大会閉幕」に寄せて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

7月23日(開会式)~昨日(8月9日)までの13日間開催された「オリンピック東京大会」は大きな事故もなく無事閉幕しました。

 

205カ国・地域から、33種目339競技に約11,000人の選手と関係者が集まり、ただでさえ大変な中で、新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、良くここまで整然と運営できたと思う。

 

開催を危ぶんだ多くの国民も、多くの競技が整然と運営される中で、日本選手の予想以上の活躍と、日の丸をしょってこの日にかけている日本選手の執念をテレビで見て感動し、日を追うごとに熱気が高まって行きました。

 

昨夜8時から始まった閉会式には、最後まで残った選手たちと関係者が国立競技場に集まり、闘いが終わればノーサイドで健闘を称え合った風景は本当に微笑ましい。

 

世界の各地で紛争が絶えないが、スポーツ大会のように心一つになれないものか。

 

昨日の閉会式及びセレモニーは、世界の人々の心を一つにするスポーツの偉大さ、平和の尊さをテレビを通して訴えるもので素直に感動しました。

 

オリンピック旗は、東京都知事IOC会長~フランスパリ市長に受け継がれました。

 

折しも現地パリでは多くの市民が集まり、3年後の「オリンピックパリ大会」の成功と歓迎を期したセレモニーの様子が同時配信されました。

 

選手たちは異口同音に、「みんなのお陰」を強調、世界も一国だけでは生きて行けない、今回の「オリンピック東京大会」もそんな希望と平和を望む多くの人達に訴求できたのではないか、と思う。

 

選手を始め、関係者、特に70,000人のボランティアのみなさんの活躍は全ての競技や場外整理に見られ、心に焼き付きました。

 

また、今大会のメダルは都市鉱山から再生した金・銀・銅を100%使って作られたことや、聖火台の燃料は将来エネルギーの主役になると思われる「水素」を燃焼したことなど、地球温暖化防止化において環境保全の工夫が各所に見られ、微力ながら環境に携わっている者にとって誇りに思いました。

 

 ※ 都市鉱山とは、スマホやパソコンに使われている金・銀・銅・他などで、これらは都市に存在する鉱山と呼ばれ、日本の都市鉱山の量と再生技術は有望視されています。

 

細部にわたっての配慮、ご苦労様でした。