NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
昨日(8月11日 水 午後1時)、NHKBS1スペシャル 再放送「グリーンエネルギーをめざせ」を再び拝聴しました。
世界は、「2050年 カーボンニュートラル」に向けて大きく動き出した。
番組は、
■ 巨大情報企業 アップル等の再エネ100%挑戦の直撃取材
■ EUや米国の巨額投資
■ 日本も2050年の脱炭素へ
■ 大量生産大量消費からの脱却に挑む、丸井グループや、太陽誘電の挑戦
などの話題をスピーディに私たちに投げかけながら、最後は私たち国民・市民は地球温暖化防止や脱炭素にどう向き合ってゆくべきかを示唆してくれました。
世界の先進国や、先端を走る企業が「地球温暖化防止」を経営の柱に据え始め、日本でもそれに気が付いた企業が動き出している。
動き出している企業も、そのハードルの高さに慄きつつ、敢然と立ち向かう覚悟を決めている様子が番組からはふつふつと伝わってきました。
一方で番組は、慶応大学の安宅環境情報学部教授の言葉として、地球温暖化防止に向かう日本の国民の緩慢さが指摘されました。
日本国民はまだ危機感を感じていないというのである。
そういう中で番組は、便利なペットボトルの異常な多さや、海洋を漂う廃プラの実態を見て環境の悪化に気付いた一部国民が、炭酸水を自分で作ったり、入れ物を「マイボトル」に変えたりしている事例を紹介しました。
今、国民のやることは、無駄やもったいないと思う小さなことの実践を通して、地球温暖化の危機に関心を持つことだと
そうして、世界や国や産業界の取組みに理解を示すことだ。
昨日の特別番組「グリーンエネルギーをめざせ」を再び見て、地球温暖化防止は産業革命に匹敵する一大事業であることを改めて感じました。