静岡県知事、御殿場市を愚弄に思うこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、宗教や政党やイデオロギーには組しないことを暗黙で了解し合ってきており、嘗て会員が市長選挙に立候補した時も応援をしませんでした。

 

昨夕テレビ朝日が、参議院補欠選挙に於いて、静岡県の川勝知事が野党候補の応援演説に駆けつけて、御殿場市を拠点として立候補した候補者と浜松市を拠点として立候補した候補者を比べ、御殿場市とその市民を揶揄・愚弄した発言に、多くの県民から非難の声が殺到していると報じました。

 

内容を視聴して見ると、余りにもひどく、とても静岡県民を代表する知事の発言とは思えず筆を執りました。

 

 ■ 御殿場市は8万人の(ちっぽけな)市だ。

 ■ 農産物もコシヒカリしかない。だから飯だけ食ってそれで農業だと思っている。

 ■ 浜松市は80万人の大都市だ。

 ■ 浜松市には、ウナギ・カキ・シラス・みかん、何でもある。そういうところで育んできた青年を選ぶのか、はっきりしています。

 

御殿場市を拠点に立候補した候補者と、浜松市を拠点に立候補した候補者は比べるまでもなく、浜松市から立候補した候補者が優れていると断じました。

 

御殿場も浜松市同じ静岡県自治体であり県民である。

 

いくら自分が可愛がっている子飼いの候補者とは言え、言って良いことと悪いことがあり、県土・県民を代表する知事の言動とはとても思えません。

 

著しく県民の信頼感を失う発言でした。

 

政治家は「言動に責任を持つ」と言われています。

 

川勝知事は、これまでも一国の首相を、菅義偉と言う人物の教養のレベルが図らずも露呈したと糾弾したり、省庁のトップを呼び捨てにしたりその都度謝り、発言を撤回してきました。

 

今回も、言い訳を入れながら謝罪したようですが、県民を愚弄した発言は取消はできません。

 

ご自身の判断で、潔く身を処すべきと考えます。