「島田市令和3年度環境活動報告会」に出席

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(2月8日 火 am)は、島田市環境課主催の「令和3年度 環境活動報告会」に出席しました。

 

過日、同報告会への出席要請があり、しまだ環境ひろばは出席で回答し、今日の出席になったわけですが、余りの出席者の少なさ(市民団体×2・事業者×3)に驚きました。

 

ひと頃(平成26年=2014年)は、環境活動に携わっている市民活動団体は50団体を超えていました。

 

コロナ禍とは言え、最近の環境市民団体の凋落ぶりが窺えます。

 

しまだ環境ひろばも会員の減少・高齢化・後継難で悩んでいますが、周りの市民団体は次々と解散・自然消滅しています。

 

どうしてこんな状況になっているんだろうか。

 

市民活動団体は、育つものか、育てられるものか、筆者は両方だと思いますが、それを担う両者(団体自身・行政)の努力が希薄になっていると感じます。

 

市民活動団体は、問題や課題に一早く目覚め、市民のモデルになって先ずは行動し、市民の先頭に立って実行して行く役割を担っています。

 

市政は市民の協力なしには進みません。

 

市政の中で実績や効果が出ていない案件は、市民の理解や協力が進行していない証拠です。

 

そのためには、先ずは市民の先導役である、「市民活動団体」を育てて行く必要があります。

 

往々にして、市民活動団体には一家言持ったうるさい人もいて、市民団体そのものと距離を置き疎遠になりがちですが、そうでない人もいるので良く話合い、こういう状況から脱却することです。

 

今日の環境報告会に参加して、強く感じました。

 

今日は出席した5団体から、環境維持保全活動の報告がありましたが、その一つひとつが各団体毎の単独活動になっており、市政のどの分野で貢献し、どう効果を上げているのかがさっぱりわかりません。

 

市政は市民の協力なしには成り立ちません。

 

今日の報告会は最後に、市民活動団体・事業者・行政が連携・協働して諸々の施策を実行し、一般市民には施策の重要性や大切さを説き理解させて、成果を上げて行く地道な努力が必要であることを確認し合いましたが、まだまだフォローが必要です。

 

現在策定中の「第三次 環境基本計画」には、連携・協働を活かしたいものです。

 

島田市の、市民環境活動団体・事業者・行政が、大いに元気になってもらいたい