SDGs(持続可能な開発目標)の教育広がる

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

SDGs(持続可能な開発目標)の教育が広がっています。

 

昨日(4月7日 木 pm)、BS7テレ東「ニュース プラス9」で、神奈川県横浜市「明日葉保育園」で園児たちが、「SDGsについて遊んで学ぶ発表会」の様子が報じられました。

 

園児たちは、SDGsの17の目標の中から一つ選んで勉強し、調べたり、やさしい実験をしたりした結果を大人たちの前で発表しました。

 

大人たちは、園児たちに教えられたと、はにかみながら子供の成長を喜ぶ様子が報じられました。

 

 ※SDGsとは、2015年9月に国連加盟193カ国によって採択された「持続可能な開発目標」です。

 

人間や地球の繁栄のために2030年までの行動計画として17の目標169のターゲットから構成され、「誰ひとり取り残さない」ことを誓っています。

 

SDGsが誕生した背景には、地球が限界に近づいているという危機感があります。

 

私たちは今、地球1.7個分の生活をしている、世界中の人が日本人と同じ生活をしたら2.9個分の地球が必要だと言われ、私たち日本人も地球の存続のために相当な責任を負っています。

 

人間はSDGsの17の目標と169のターゲットの全てに多かれ少なかれ関係してし改善が必要ですが、全てはできませんので、これならできるという目標を選んで、日常の暮らしの中で意識して取り組むことが必要です。

 

しまだ環境ひろばでは、17の目標の中で4つトライしています。

 

 ■ 7番の「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」

    ◆ エネルギーの節約・節電に注力しています。

    ◆ 大井川用水路を利用した「小水力発電の研究・検討」を行っています。

 ■ 12番の「つくる責任、つかう責任」

    ◆ 燃えるごみの減量(生ごみの堆肥化・雑紙の分別資源化等)に取組み

 ■ 14番の「海の豊かさを守ろう」

    ◆ プラスチックの分別促進と川や海への廃プラ投棄を無くす。

 ■ 15番の「陸の豊かさも守ろう」

    ◆ 耕作放棄地の再生による市民農園

    ◆ 森づくり・果樹園づくり

 

コロナ禍で3年連続中止されている島田市くらし・消費・環境展 2022」は、今年秋頃に再開される予定です。

 

しまだ環境ひろばでは、日頃の活動をSDGsに結び付けて、市民へその重要性をアピールを計画しています。

 

便利で豊かな生活を捨てることではなく、勿体ないこと、無駄なことを省いて本当に困っている人達に分けて行こうということです。

 

私たちの暮らしの中にはそのようなヒントがいっぱいあります。

 

子どもたちと一緒に話し合ってみよう。