NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
島田市では「可燃ごみ=燃えるごみ袋に入っているごみ」の減量に、行政・議会・市民グループ・一部の市民の間で関心が高まっています。
島田市は昨年3月、「ゼロカーボンシティ宣言」をし、CO₂(二酸化炭素)の発生源を断つ(可燃ごみの減量)ことが重要な課題となっています。
先日の「市議会報告会・市民との意見交換会」でも共通テーマに取り上げられて意見交換がなされました。
可燃ごみの減量は一般市民が燃えるごみ袋に入れている、① 明らかな資源ごみ と「資源になりそうなごみ」を如何に分別して、資源ごみ集積場に排出するかにかかる。
この時、市民の行動はごみの種類別に違うのである。
従って、「ごみの減量=分別して資源化」は、ごみの種類別に、これまでの市民の行動を変えて行かねばならないという根気のいる課題をクリヤーしなければならない。
根気はいるが、難しいことではない。
ちょっとした行動を変えるだけで、これまで燃えるごみ袋に入れていたごみを、「資源ごみ」に変えることができるのです。
その方法は、ごみの種類別行動にあります。
5月21日の市議会報告会の席上で配られた資料には、島田市の可燃ごみの種類別組成率は次の通りでした。
■ 紙・布類 37% ■ ビニール・プラスチック 21% ■ 木くず 14%
■ 生ごみ 22% ■ その他 6% 計100%
これまでの常識や、現在の全国的な標準値と比べ、島田市のごみ組成率は非常に中身が違う。
言い換えれば、市民がその気になれば「ごみの減量」の余地がたくさんあるということである。
資源化の可能性の高い「紙・布・プラ・木くず」が合計で72%もある。
少なくとも半減できる可能性は大であり、楽しくごみの減量に取り組みたいものだ。
明日以降で、ごみの種類別の減量策(市民の行動を変える方法)を考えてみたい。