「人生100歳」シニアの力を結集したい!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

去る8月16日より、日経新聞朝刊2頁 コラム記事 迫真に、「人生100年を考える」の連載が始まり、NO.1・NO.2に登場した人物を紹介しました。

 

 ■ NO.1は、海洋冒険家の「堀江健一」さん83歳で、これから100歳を目指した航海を視野に入れているという話、2人目はソニーの元社長平井一夫さん61歳、「やることがいっぱいあって時間が足りない」と走り回っているとのこと。

 

 ■ NO.2は、「世界最高齢の総務部員」としてギネス世界記録に認定され、フルタイムで働く大阪の会社員「玉置泰子」さん92歳、東京で現役薬剤師として働く「比留間栄子」さん98歳お二人とも働くことを生き甲斐としている女性の紹介でした。

 

今日は、NO.3とNO.4を紹介します。

 

 ■ NO.3は、「他人と違うことをするのが私の生きる道」という信条を持って、それまで上り詰めた銀行を辞め、蓄電池メーカを立上げた「吉田博一」さん84歳の紹介、吉田さんは新天地を自ら創ることで、世代交代と自らの活躍の両立を選んだ稀有な人。

 

 ■ NO.4は、地域でオンライン会議(ZOOM)を学んだり、それを使ったイベントを主催する元気なシニアの紹介だった。

 

堀江さんや平井さんのように稀有な人ではないが、デジタルツールを使いこなし、学びや人とのつながりに積極的なスマートシニアにも明るい未来が待っているかもしれないと記事は報じています。

 

迫真「人生100年時代を考える」は、4回で終わりなのか、まだ続くのかわからないが、こんな中で世界の服飾デザイナー森英恵さん96歳の訃報が伝えられました。

 

創作作品の中で「一度でも満足した作品はなかった」と言っていた森さん、生涯「好奇心」・探求心」、「追及心」を追い求め、「日本にだって世界に誇る立派な文化がある」と最後まで負けじ魂を保持していた森さん。

 

「人生100年を考える」シリーズの象徴的人だ。

 

筆者の周りには、会社や団体をリタイヤ―して地域社会に飛び込み、自己流だがデジタルをそれなりに使いこなし、地域社会に貢献している仲間がいっぱいいますが、やり切った、達成感、満足感を感じている人は意外に少ない。非常に勿体ない話である。

 

人生100年時代を考える!

 

持てる力を持て余しているシニアが多い。

 

何かに、持てる力を出し切って最期を飾りたいと思っているシニアはいっぱいいる。

 

どうにかしてこの力を結集したいものだ。