「敬老の日」を迎えるに当たって思うこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日から3日連休、9月18日(月)は敬老の日、この3日間は全国各地で敬老行事が開かれます。

 

我国の平均寿命は、男性が81.64歳、女性が87.74歳となっており、100歳を超えて生きている人も珍しくなくなりました。

 

100歳の人口は、今から60年前の1963年は全国で153人でしたが、1981年に1000人超え、1998年には10000人を超えました。

 

何と2022年9月1日時点では、約90000人超となり、52年連続で増えています。

 

尚、100歳以上の人口は圧倒的に女性が多く、全体の89%を占めています。

 

多くの自治体で補助金を支出して敬老会を祝っていますが、75歳以上が全国で1872万人(総人口の14.7%)に増え、補助金の対象を80歳以上に変更した自治体も出てきました。

 

日本は名実共に世界有数の長寿社会になっていますが、諸々の問題(課題)が持ち上がっています。

 

■ 少子高齢化問題:高齢者を支える若者人口の相対的減少

■ 医療・福祉費の増大 ■ 労働力不足(働き手・介護士不足) ■ 核家族化 

■ 空き家の増加 ■ 孤独死認知症・詐欺や犯罪トラブルの増加 等々

 

昨日(9月15日 金)の生活情報交換会の講演会で聞いた、障がい者支援施設の最大の問題は、障がい者さんと同居している「親の高齢化」の進行だという。

 

障がい者さんが50~60歳になり、親が80歳超えの家庭が増加し、障がい者が孤立化する大問題がやって来ているという。

 

今月(9月)号の「広報しまだ」の染谷市長自筆の市政羅針盤は、「2025年には5人に1人は認知症になる」との記事で、市もしっかり対策を打って行くが、市民も認知症への理解を深めて、困難を乗り越えて行きましょう。と訴えています。

 

筆者も、肉体的にも精神的にも衰えを感じる今日この頃ですが、人生100年時代!、まだまだあきらめる訳には行かない。

 

昨日の日経新聞朝刊(10頁 広告版)で、「人生を楽しむ10の秘訣」を見つけたので紹介します。

 

1.自分らしさを、いつまでも大事にすること。

2.心の豊かさを、あきらめないこと。

3.本当に頼れる人が、近くにいること。

4.毎日たのしむために、先ず安心であること。

5.ときにはわがままを言えること。

6.人生を謳歌できる場所を、見つけること。

7.心にも、体にも、おいしいものを食べること。

8.いつまでも誇らしくあること。

9.いつまでも、自分の感性を大切にすること。

10.驚きや感動に出会うこと。

 

良い目標に出会いました。