起業家の同窓生と懇談、有意義な時間でした。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(4月16日 日 pm)は、中学時代の同窓生であるA氏に、筆者の所属する某団体が主催する講演会の講師の依頼に出向きました。

 

A氏は大学卒業後事業経営(起業)の道へ、筆者はサラリーマンへと行く道は違いましたが、同窓生とは良いものです。

 

訪問目的は果たせませんでしたが、有意義な時間を過ごしました。

 

筆者のようなサラリーマンの多くは、退職後は培った能力を後輩に伝承することなく、もっぱら聞く側に廻っていますが、A氏のような起業家は聞くこと(講演会)には余り興味はないようです。

 

ご自身の経験を誰かに伝えても、それがどんな意味を成すのか。これだけ世の中の変化のスピードが速い中で自分の経験談役立つとはとても思えない。

 

ただ、これからの将来を予測することにはそれなりに長けているので、それを伝え対応策を考えさせる、いわゆる与える側(聞かせる側)にいることが自分の使命ではないか。という。

 

筆者のようなサラリーマンには耳の痛い話であるが、A氏のいうことは充分に理解できる。

 

歩んだ道が違ったり立場が違うと、真逆なことを考えている人がいることが分かった。

 

いい話を聴いた、良い話だった。聴く方は楽であるが、話す方は責任もあり決して楽ではない。

 

帰宅後、関係者と図って講師の依頼は撤回することにし、いつも受け側に廻るのではなく、与える側にいることも重要なことであることを改めて認識して本件は一件落着することになりました。

 

Aさん、ありがとうございました。