今日は市内一斉環境美化活動、「川ざらい」
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(4月16日 日 am)は、島田市内一斉環境美化活動行事の「川ざらい」に参加しました。
当行事は島田市が主催し、実作業は自治会に委ねられ、自治会の中では自治会3役・衛生部長・各隣組長と衛生委員が中心となって、土のう運搬車や土のう袋の手配など万全な準備がなされます。
昨日の大雨で実施が危ぶまれましたが、天気はすっかり回復し美化活動日和になりました。
島田市と言えば大井川ですが、大井川には水は10%しか流れておらず、発電で使い終わった水は、市内の至る所を網の目のごとく張り巡らされた用水路の中を流れています。
用水路の水は、2つの目的(農業用水・生活用水)で流れており、田んぼからの泥交じりの水と家庭からの生活用水が流入し、用水路の中には泥・藻・小さなごみが溜まり一年経つと相当の量になります。
従って悪天候で中止されますと、2年分の泥・藻が溜まり、作業量は2年分で重労働になりますが、今年度は昨年に引き続いての実施ですので量の心配はありません。
各隣組の組員は朝8:00一斉に出動、組長の指揮のもと、毎年決まっている持ち場に散って作業開始、用水路に溜まった泥・藻・ごみ・草をスコップで掬い取り、土のう袋に詰めていく作業を行う。
昔では考えられない80歳過ぎの高齢者が半分、若い人たちが半分、川ざらいを無断欠席する家はほぼない。それくらい島田市の川ざらいは徹底しています。
開始から1時間半、土のう袋を広い通りまで運び出し、あとは自治会が手配したダンプカーに積んで作業は終了。
いつも思うのですが、川ざらいは出席率も高く、大部分世帯主が出て来る。
日常の付き合いがだんだん疎遠になってきており、川ざらいは比較的早く終わるので、隣組の絆づくりには絶好な機会です。
東海地震がいつやって来るか分かりませんが、過去の経験者からは「頼りになるのは隣組だ」という声が聞こえて来ています。
引越しして来たのか、二代目なのか、今日も見知らぬ顔が何人かいました。
川ざらいが終了後一時間くらい車座になって、あいさつでも、困っている事など何でも良いので懇談することがいいなといつも思うのだが、今日もそのまま解散でした。
自治会で一斉にやるか、若い人から提案があれば良いのだが、どうしたものかな。
80歳の爺が思案しています。