若葉の季節、雑草との闘いが始まりました。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

山々が雑木の若葉でモコモコと盛り上がって、独特の臭いを放っています。

 

温暖化の影響でしょうか、未だ4月なのに初夏を思わせるような陽気になり、畑や田んぼは雑草が伸びて来ました。いよいよ今年も雑草との闘いが始まりました。

 

しまだ環境ひろばは、2ヶ所の市民農園と2ヶ所の果樹園を維持管理していますが、環境保全を前面に掲げて活動していますので、草枯らし等の農薬は一切使わず、人力による草取りか、刈払い機による草刈りを行っています。

 

づっと前は草刈り時期になると会員が総出で出動し、一気にみんなで草を刈っていましたが、現在は現場ごと主担当を張り付けて、作業スケジュールは主担当に一任されています。

 

 ■ 御仮屋市民農園主担当はHさんとM・Sさんの2人、約600坪(約2,000㎡)、一区画約6坪(200㎡)の菜園を41区画つくり市民に貸出しています。貸出した菜園は借地人の責任、通路や土手はしまだ環境ひろばの責任、主担当は通路や土手の草刈りが主な仕事です。

 ■ 中溝町コミュニティ農園:主担当は筆者1人、約80坪(約250㎡)、一区画約2坪(約7㎥)の菜園を20区画を3人の市民に貸出しています。

 ■ 伊太八幡様西果樹園:主担当はR・SさんとM・Sさんの2人、約600坪(約2,000㎡)主に柑橘類の果樹園です。

 ■ 伊太観音様奥梅林:主担当はR・Sさん1名、約300坪(約1,000㎡)、梅・みかんの果樹園です。

 

4ヵ所の現場は、主担当の都合の良い日に出動してもらっていますが、いつ行っても概ねきれいに整備されています。

 

しまだ環境ひろばの「主担当制」はすっかり定着し機能しています。

 

これから5月・6月・7月は毎月出動、8月~9月に一回出動し秋を迎える。

 

しまだ環境ひろばの平均年齢は75歳を超えて来ました。現場作業は骨身に堪えます。

 

4ヵ所の現場は、荒れ地(耕作放棄地)を開墾して再生した農園です。

 

ちょっと放置すれば元の雑草地に戻ってしまいます。何とか若い人に引き継いで維持したいものです。苦悩の日々が続いている今日この頃です。