「脱炭素の現状と課題」佳境に入る!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

5月3日より始まった日経新聞朝刊 優しい経済学欄 立命館大学教授 林 大祐氏 執筆「脱炭素の現状と課題」が佳境に入って来ました。

 

■ 5月3日 「NO.1 温暖化ガス排出削減の方策」

本連載では、先ず、気候変動の科学的知見に基づき、脱炭素が喫緊の課題であることを論じていくという。

 

■ 5月4日 「NO.2 『炭素予算』は残りわずか」

気候変動を止めるには人為起源の温暖化ガス純排出量をゼロにする必要があり、地球が許容できるCO₂の累積排出量には限りがあり、これを「炭素予算」と呼び残りわずかとなっているという。

 

■ 5月5日 「NO.3 低迷する日本の「炭素生産性

日本の電源構成は火力が約8割を占め、脱炭素化に取り組む必要があります。日本はかつての「省エネ先進国」というイメージが薄れてしまった。省エネの取組みも脱炭素化が鍵となる。

 

■ 5月8日 「NO.4 カーボンプライシングの理論」

カーボンプライシングとは、炭素排出に対し直接的に価格を付すことで、具体的な制度は排出量取引と炭素税になる。事業者は自ら排出削減をするか、市場で枠を購入するかを選択します。逆に枠が余っていれば売却することもできるという仕組み。

 

■ 5月9日 「NO.5 先行するEUの取組み」

欧州連合(EU)は気候変動対策でリーダシップを発揮してきました。温暖化ガス排出量を2030年までに1990年比で少なくとも55%削減し、2050年までに純排出量をゼロとすることを法的義務としました。

 

欧州(EU)が世界を先導しています。

 

地球温暖化防止対策=脱炭素の現状と課題を体系的に優しく論じるのは大変難しい。

 

断片的に知識を得ている筆者には、非常に有益な記事で毎日楽しみに読んでいます。

 

当シリーズはどこまで続くのか分かりませんが、明日以降、中盤から佳境に入って行くと思われますが、現状と課題に止まらず、私たちの取るべき行動を示唆頂きたいものです。