新型コロナ・脱炭素・デジタル化の3大ニュース

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今、新聞の1~3頁を賑わしているのは、社会や外交問題を除くと、新型コロナウイルス・脱炭素・デジタル化の3大ニュースです。

 

 ■ 新型コロナウイルス関連

 

  ◆ 首都圏の新規感染者数が再び増え始め第5波の可能性や、7月11日までの「まん延防止等重点措置」の延長が議論され始めました。

  ◆ ワクチンの供給に歯止めがかかり、接種予約を停止する動きが出始めました。

  ◆ オリンピック・パラリンピックの観客制限や無観客が話題になっています。

 

 ■ 脱炭素・カーボンニュートラル関連

 

  ◆ 世界の主要国が、「2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロとする」目標を宣言しました。

  ◆ 日本では、5月26日「改正地球温暖化対策推進法」が成立、2030年度までに温暖化ガスの排出量を2013年度比46%減らす目標に向けて、国・自治体・企業・生活者の取組みを加速する。

  ◆ 自動車・電力・鉄鋼などなど、各業界で脱炭素戦略の総力戦が始まりました。

  ◆ 地方自治体の殆どが、カーボンニュートラルシティ」宣言を始めました。

 

 ■ デジタル化関連

 

  ◆ 「デジタル改革関連法案」が5月12日成立、9月1日に「デジタル庁」がスタートする。マイナーカード機能を切り札に、ワンストップサービスや、インターネットを通じたクラウドサービスの構築に邁進する。

 

こうしたニュースの中で、横文字や古くて新しい言葉が多数使われていますが、どういう意味か、ちょっと頭の中に置いておくと理解が早いですよ。

 

■ 新型コロナウイルス関連

 

  ◆ ロックダウン:一定期間都市を封鎖したり、強制的な外出禁止や生活必需品以外の店舗を閉鎖にするような措置を行う言葉

  ◆ パンデミック:人獣共通の感染症(伝染病)の世界的流行を表す意味の単語

 

■ 脱炭素関連

 

  ◆ カーボンニュートラル:CO₂の排出量と吸収量を等しくすること。

  ◆ カーボンプライシング:炭素の価格付けを意味し、負担を求めるため単価を設定するもの。

  ◆ FCV燃料電池車 水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーを使ってモーターを回して走る自動車のこと。

  ◆ エネルギーミックス:社会全体に供給する電気を様々な発電方法を組み合わせてまかなうことをいいます。

  ◆ FIT再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、太陽光・風力など種類別に設定されています。

  ◆ カーボンリサイクル:CO₂を資源として捉え、回収したCO₂を製品や燃料に再利用すること。

 

 ■ デジタル化関連

 

  ◆ デジタル化:ITの進化によりさまざまな人・モノ・コトの情報がつながることで競争や優位性の高い新たなサービスやビジネスモデルを実現することをいう。

  ◆ クラウド:ユーザーがインフラやソフト持たなくても、インターネットで必要に応じてサービスを利用できる仕組みを「クラウド」という。

  ◆ ESG:環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Govenance)の頭文字をとって作られた言葉、企業の成長のためには不可欠の要素として企業の指標となっています。

 

しばらく、新型コロナウイルス、脱炭素、デジタル化の3大ニュースから目が離せませんね!