高齢女性の一人暮らしが増えて来ました。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

友人知人や親戚を見渡すと、めっきり高齢者の一人暮らしが増えて来ました。

 

中でも女性の一人暮らしが本当に増え、しまだ環境ひろばだけでも、女性の一人暮らしは30に達しています。

 

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、75歳以上の女性は2030年までの10年間で180万人増え、817万人に達するという。

 

この年代の6割になり、男性独身者2割を大きく上回る。

 

高齢女性の一人暮らしの収入は、殆どの場合遺族年金が収入の柱で、貯蓄も潤沢ではない。勿論優雅な例外もいます。

 

子供と同居している65歳以上の人の割合は2022年に34%と、この30年間で23%も下がったという。

 

しかし子供と同居しても、子供が親の年金を頼りにするケースも増えており、必ずしも幸せになっていない。

 

夫婦2人の時はしっかり作ってきた食事も、一人暮らしになると調理もはしょり勝ち、その上に収入が少ないとなると、食事をきちんととらず、栄養の偏りや生活費の節約に走り、介護や医療費の増大を招く負の連鎖を招きかねない。

 

女性は男性に比べて現役時代の制度も、地位も、賃金も低く抑えられ、一人暮らしになってもそれがついて回っているが、こうした差別の是正と変革が必要と思われます。