平均気温、今世紀末2.9度上昇の恐れ!!

今日(11月22日 水)の日経新聞朝刊5頁に「今年は最も暑い夏」の見出しで、国連環境計画(UNEP)の分析結果を報じました。

 

これによると、今年2023年は観測史上最も暑い年になりそうだとのこと。

 

今、世界は「パリ協定」産業革命前と比べて平均気温の上昇を1.5度未満に抑えることを目標としていますが、今年9月は1.8度になった模様だ。

 

このまま行くと、今世紀末には2.5度~2.9度に達する可能性が高く、温暖化ガスの排出量削減の取り組みが欠かせない。

 

11月30日からアラブ首長国連邦(UAE)で「第28回国連気候変動枠組み条約国会議(COP28)が開幕しますが、気温の上昇に歯止めをかける有効策で合意ができるかどうか。

 

全ての国が2050年までに排出量を実質ゼロにする約束が守られれば「パリ協定」の目標達成の道は開けるというが、未だそのペースに乗っていない。

 

地球温暖化の影響は世界各地で発生しており例を上げれば切りがないが、パナマ運河では干ばつで水位が下がり、航行できる船舶が30%以上も減っているという。

 

いよいよお尻に火がついたというのに、一般市民の環境改善意識は低いままだ。

 

しまだ環境ひろばでは、去る11月5日(日)~18日(土)まで2週間、島田市地域交流センター歩歩路回廊にて「設立20周年記念活動展示ギャラリー」を開催、展示の中身は、市民向けの地球温暖化防止対策」を具体的に訴求したものでした。

 

開催の広報は、「広報しまだ10月号」や公共施設掲示板や島田市市民活動センターを通じたPRなどなど。ところが一般市民の来場は非常に淋しいものでした。

 

20年前に、島田市では「第一次環境基本計画」を発令し、今2023年は20年目、

第一次計画は今読んでもそのまま使える優れもの、残念ながら環境問題(課題)はこの20年、全く進歩がないということです。

 

どうしたものでしょうか。打つ手がありません。