NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
静岡市も島田市もこの10年位、人口減に関係なく少しずつ「一日一人当たりのごみの量」は減って来ました。
やれることはやって来たわけで、これからが肝心です。
筆者は、これからは単なる啓蒙や啓発ではない、市民の環境意識の向上に期待しなければならないと考えています。
すなわち、くらしの中の行動の一新です。
私たちのくらしの中に根付いてしまった、悪い習慣(クセ)や常識化してしまった誤った行動の変革です。
今日(12月18日)は、紙類のごみの減量について論じてみましょう。
先ず一口に紙類と言っても、「ダンボール・新聞・雑誌・広告等」は、分別が常識なので「燃えるごみ袋」に入れて排出をしている市民はいません。
しかし、燃えるごみ袋の中を見られたくない、こととカラス対策で、ごみを数枚の新聞紙で包んで排出することが常識化しています。
多くの家庭でこの非常識が常識化して、バカにならない量の新聞紙が焼却されています。
自分一人くらい良いだろう、との判断だが、この非常識判断は即刻やめなければならない。
対策としては、「燃えるごみ袋」の色を半透明もしくは色付けして中身が見えないようにすることだが、自治体が実施に踏み切れない。
その理由は、焼却センターで監視員が、ごみをクレーンで吊上げる際、ごみ袋の中身を目視し不審なごみの発見に努めているとのことだが、効果は疑問視されるので、思い切って色付けに変え、カラス対策も同時解決することが肝心!
これで全国の家庭から、中身をみられる・カラスが突くを理由とした新聞紙でごみを包むことが無くなり、ごみは大きく減少する。自治体の英断を強く望みたい。
紙類のごみの減量対策は多岐に渡るので、今日はここまで。明日もくらしの中の非常識な行動を正します。