NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
元日の「能登半島地震」、その惨状とその後に続いている余震の大きさと回数に驚きが覚めやらぬ中、今度は羽田空港で「日航機と海保機の衝突」という事故が発生しました。
世界のあちらこちらで民族間の戦争や紛争が起こり、経済は大国間同志の報復合戦、一方で地球温暖化に起因していると思われる気候変動によって大災害が発生し、地球は嘗てない危機に襲われています。
当然ながら日本も否応なしにこの危機に巻き込まれ、非常に先行き不透明な中で新年を迎えたわけですが、2つの出来事はこの先が思いやられる事件となりました。
地震の現地ではライフラインの損壊(停電・断水・ガス漏れ・道路の亀裂等々)で、人命救助や支援物資の輸送がままならない中で、夜を徹した作業が続いています。本当にこの寒さの中、心が痛みます。
今日は正月3日目、官庁も企業も連休中でありますが、現地やその関係者は正月休みを返上して必死の作業に従事しています。
国、近隣の自治体からは、緊急支援物資が送られていますが、避難会場にはまだまだ十分な物資が届いていないようです。
島田市は現地「富山県氷見市」とは1987年姉妹都市を結んで36年、昨年10月には両市の観光協会が友好提携契約を更新するなど、絆を強めていますので今回の地震でも、氷見市と周辺への支援が4日より本格的に始まると思います。
何か市民活動団体でできることがあれば手伝いたい。
幸い、困窮を極める救助・救援作業を批判する声は聞こえてきませんが、
こういう時こそ国民が心を一つにして支援しなければなりません。
岸田首相は緊急支援に目処が付いたら、復興の施策を国民に提案すべきではないか。
未だ復興作業は先のことですが、10年前の東日本大震災を教訓として、何とか成し遂げてもらいたい。