「生活情報交換会1月例会」に参加

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(1月19日 金 am)は、「生活情報交換会 1月例会」に参加しました。

 

生活情報交換会は、静岡市のアイセル21(婦人会館)に拠点を置いて、原則として月一回、第三金曜日に有識者を講師に招いて講演会を開催している会です。

 

今日の題目は、「日本オールスター映画 各映画会社のスター総出演」講師は、映画解説者 小澤正人 でした。

 

講師の小澤正人氏は、年間120回も講演をなさる超多忙な方で、昨年6月の生活情報交換会設立150回記念会に登壇頂いたばかりでしたが、非常に好評で今回2度目のご出演でした。

 

今回は、生活情報交換会設立以来通算157回目、参加者は42名、ご夫婦の参加者が6組、始めての参加が4名、総勢42名盛況な会となりました。

 

講師の小澤氏は冒頭、「皆さん今日は、60~70年前にタイムスリップしてほしい。昭和30年~36年に制作されたオールスター映画を2社(大映・日活)3本に絞りお見せする」と挨拶しました。

 

 ※ 当時の映画製作会社は6社大映東映・日活・松竹・東宝・新東宝)で、各社は正月やお盆にお抱えのスター総出演の映画忠臣蔵清水次郎長など)を競って作ったという。

 

今日はその中から第一部として、昭和32年大映「スタジオはてんやわんや」と、昭和37年大映「なかよし音頭」をお見せするとして放映が始まりました。

 

題名の通り、スタジオに次々と当時の大映スター(長谷川一夫京マチ子若尾文子など)が登場し、若い頃の憧れの大スターを思い出し結構楽しめました。島倉千代子・村田英雄の歌の共演など珍しい場面も出て来ました。

 

2本目の「なかよし音頭」本郷功次郎主演、長谷川一夫京マチ子市川雷蔵などなど豪華出演で賑やかでした。

 

昭和33年頃は映画人口11億人、日本人の赤ちゃんからお年寄りを含めて一人年間12本の映画を見ていた「映画全盛期」であったという。

 

休憩を挟んで第二部が始まり、講師の小澤氏は、日活はスター総出演映画は作らなかったが、浜田光夫(目の負傷)の復帰400日を記念して、始めて日活スターの石原裕次郎三船敏郎浅丘ルリ子などを総動員して「君は恋人」を制作した、と紹介し映写が始まりました。

 

この映画に出演した荒木一郎や克巳しげる、彼らの傷害事件でまぼろしの映画になりかけたという。

 

講師の小澤氏は、最初・中間・終了の挨拶の中で、映画には邦画・洋画もあり、時代劇も現代劇もあり、また個人の好みもあるので、今日はオールスター総出演映画を3本お見せしたが、全員の方を満足させることはできないと思う。

 

いろいろなジャンルがあるので、また希望を出して欲しい。自費で買い上げたフィルムを何十時間もかけて編集しており、結構苦労しているがご希望に沿った編集をして、ご要望に沿いたいと言い講演を締め括りました。

 

今日の映画はストーリーはさて置いて、嘗ての映画大スターを見る目的

でしたので、見た後の感動にやや乏しいというきらいは否めませんでしたが、結構楽しめたのではないか。

 

小澤さん、2回目のご登壇ありがとうございました。次は洋画に期待したいと思います。