昨日は今年度最終回「手づくり味噌の会」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(2月3日 土 am)は、「循環型社会づくりと手づくり味噌の体験会」を開催しました。

 

集ったのは一般市民7名と、循環型手づくり味噌の会13家族(若いお母さん・お父さん・児童の20名余)でした。

 

その内、味噌づくりの体験をしたのは、一般市民1名と循環型手づくり味噌の会13家族全員で賑やかな体験会になりました。

 

13家族は、昨年夏から始めた大豆栽培(種播き・苗の移植・枝豆収穫など)にも参加してきました。

 

冒頭主催者のしまだ環境ひろば(筆者)から、昨年7月に種まきし育てた大豆が実り、今日の材料に使われること、今日作るお味噌の材料の大豆やお米は地元産 地産地消” 地球温暖化防止に貢献していること等、今日の体験会の目的を話しました。

 

早速参加者を数名づつの3組(A組・B組・C組)に分け、それぞれの作業工程を順々に体験をして行きました。

 

 ■ 第一工程:煮上がった大豆を6つのざるに均等に分けて冷ます作業

 ■ 第二工程:蒸したお米に麹菌を植付け2昼夜温蔵庫で出来た米麹と塩を混ぜる作業

 ■ 第三工程:冷めた大豆と米麹を混ぜ合せ、ミンチ機にかけて潰し持参した容器に仕込んで行く作業

 

見ていると、お母さんやお父さんよりも児童達が主役です。

 

手づくり味噌の会の殆どは高齢者ですが、今日の主役は明日の日本を担う若いお母さん、お父さんと児童達です。

 

指導には手が掛かりますが、手づくり味噌は耕作放棄地の利用で地産地消無農薬で化学肥料も使わず安心安全な食材であり、明日を担う若者に是非とも理解して貰いたい。

 

共催をしてくれた「ゼロウェイスト研究会」は、島田市でごみを減量しようと「キエーロ」という生ごみの自家処理器を若いお母さん方へ普及させようとしている市民団体で、今日の参加者を集めてくれました。

 

また、会場と講師を担当してもらった園田農園(園田巳義さん)は、数少ない有機農家ですが、今回の企画(若い世代への手づくり味噌の普及)に賛同してくれ、丁寧な指導をしてくれました。

 

今日集まった13家族は「楽しかった」、「勉強になった」と感想を残して、それぞれ持参した容器に要望した量のお味噌を自分たちで仕込んで帰って行きました。

 

やって良かった!、今日は午前中、静岡新聞社の取材もあり詳しく取材して行きました。

 

どんなに良いことをやっても、それが一般市民に知られて、一人でも多くの市民に普及・拡大しなければ意味がありません。しまだ環境ひろばは、広報活動も大事にしています。

 

今年度は昨日で最終回、12月に1回、1月7回、2月1回の計9回の開催を無事終え、市民の仲間が120人程になりました。