手づくり味噌は、やっぱり体験しなければ!
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日は正月も早や10日目、能登半島では懸命な救出活動や、ライフラインの復旧活動や、避難会場への救援物資の補給活動が続いています。
本当に心が痛みます。国も周辺自治体も、また警察・消防・自衛隊・医療関係等々も、給水・トイレ・お風呂の支援など、考えられるあらゆる手段を講じていますので、時間の経過と共に現地の不安は解消に向かうと思われます。
まだとても復興活動には至りませんが、全国で救援募金が始まっています。私たちが今できることは、これに最大応じることだろう。
島田市役所玄関の総合案内にも大きな募金箱が設置され、多くの市民が募金に応じていました。
さてこんな中ですが、しまだ環境ひろばでは島田市農業振興課さんと共催して、「手づくり味噌の会」を開催しました。今年度5回目です。
集ったのは、一般市民16名(女性14名・男性2名)、内体験希望者は12名(女性10名・男性2名)でした。今年度から対面式の体験希望者を積極的に受付けています。
今日は体験希望者が多かったので、全員で「朝礼」を行いました。
主催者を代表して筆者から、しまだ環境ひろばの活動紹介、味噌づくりの目的等の挨拶、次いで会場の提供と講師を担当の有機農家「園田農園」の園田巳義さんから、味噌の出来上がるまでの工程を説明し、体験に入りました。
体験希望者を3組に分けて、行程毎に全ての人が、全ての工程を体験できるように入れ替えながら体験をして行きました。
今日は初めての人も半数いましたが、約2時間半、みんな楽しく作業ができ、味噌はどんな材料を使って、どれくらいの分量で出来るのか、どんな工程で出来るのか、を理解したと思う。
今日は、味噌は大豆・お米・麹・塩で出来ていること、大豆の大部分は輸入に頼っていること、地元産の無農薬で安心安全な手づくり味噌をもっと普及させなければならないこと、そうしなければ有機農業が成り立たないこと等々を勉強しました。
今日の体験参加者は、来年も是非参加したいと言いつつ、持参したカメに希望の容量の味噌を仕込んで帰って行きました。
やっぱり手づくり味噌は、体験して、自分で作る喜びを味わって貰わなければ意味がない。今日は良かった!
お疲れ様、御苦労様でした。