政府が、農薬や化学肥料の減量に傾注!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今朝のNHKラジオ第一のニュースで「政府は持続可能な食料システムを推進するため、農家に給付している全ての補助金を対象に、農薬や化学肥料の減量に努力していることを証明する条件を付けると発表したと伝えました。

 

近年、持続可能な食料システムの確立に向けた国際的気運が高まっており、日本は「みどりの食料システム戦略」に基づく取組みを推進していく旨世界に発信しました。

 

中長期的な観点から、調達・生産・加工・流通・消費の各段階の取組と、カーボンニュートラル(脱炭素)等の環境負荷軽減のイノベーションの推進をして行くというもの。

 

今朝のニュースも「みどりの食料システム戦略」推進の一環であり、過度な農薬や化学肥料の消費は、持続可能な食料システム、引いては地球温暖化防止に反するものとして制限をして行こうとするものである。

 

島田市では、去る8月18日 有機農業講演会「持続可能な農業の実現をめざして」を開催しました。

 

集ったのは、生産者~消費の各階層に従事している方々で、筆者も消費者として参加しましたが、非常に分かり易い説明で理解を深めました。

 

内容は、有機農業(農薬や化学肥料の使用制限)の拡大とオーガニック市場づくりの推進について、その意義や方策を論じるものでした。

 

講演会の結論は、「マーケットがあれば生産は増える」、オーガニック食材が売れれば、有機農業も拡大する。

 

オーガニック市場づくりは、「国民運動の展開」によりできるというもの。その通りだと思う。

 

今、しまだ環境ひろばでは、「手づくり味噌」の市民普及を目指しています。

 

有機農家の「園田農園」さんとコラボして、同農園で生産した無農薬の大豆・お米・麹を使って、市民参加で味噌を作り、市民に広げようとするもの。

 

園田農園さんも、しまだ環境ひろばも、市内に広がる耕作放棄地」を再生して、市民農園の維持管理や、大豆栽培を推進しています。

 

手づくり味噌は、伝統食の継承・無農薬で安心安全・地産地消等々、SDGs(持続可能な開発目標)や温暖化ガス削減や循環型社会づくりにうってつけな食材なのである。

 

手づくり味噌のファンを飛躍的に拡大して、オーガニック農家、オーガニック市場の主力食材に仕上げたいものです。