使途不明金は、どんな社会でも非常識!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、年度制(4月~翌年3月迄)を採用していますので、令和5年度も残すところあと1.5ヶ月となりました。

 

令和5年度の事業計画は、昨年4月の「通常総会」で承認されて、この10ケ月概ね予定通りの活動をこなして、主なイベントは終了しました。

 

これから年度末(3月末)にかけて、事業実績・決算翌年度事業計画・予算の立案の時期がやって来ます。

 

政界では、政党内の派閥のパーティー券収入の政治資金収支報告書への記載漏れが常習化していることが問題になり大揺れですが、国民の模範になるべき国会議員がこれでは困りますね。

 

収入を記載しないということは、支出も不明で何に使ったか分からず、領収書も残っていない。

 

当面、使途不明ということで政治資金収支報告書を修正するようだが、世間の一般常識から言っても論外である。

 

しまだ環境ひろばでも、収入は収入伝票を発行し、支出も一件毎に領収書を添付して記帳しています。

 

領収書が貰えない「香典」のようなものも「支出証明書」を発行し、第三者の検閲を貰い、全件何らかの伝票を介しています。

 

最終的には決算書を作り、三者(会員ではない)監査役の監査を貰い、総会にかけて始めて承認されるものです。

 

筆者はしまだ環境ひろばの「小口現金」を管理していますので、伝票処理と記帳はなるべく溜めずに行っていますが、今年度の主な事業が終了しましたので、今日は伝票のチェックと記帳を終えました。

 

年度末には会計担当役員の所に「小口現金勘定」も全て集結させて「本部勘定」に記帳され決算処理を行っています。

 

筆者は、嘗て地元自治会の会計担当役員を担い、また現在いくつかの同窓会やOB会の会計を担っていますが、収入も支出も全て伝票(もしくはそれに代わる帳票)を介して記帳しており、記帳が洩れることは決してありません。当たり前です。

 

今回の政界の混乱は、原点にかえって出直して貰いたい。余りにも非常識過ぎる。