今日は「高齢者運転講習」で実技を学ぶ

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月7日 土 pm)は、「高齢者運転講習」のため、S自動車学校に出向きました。

 

筆者は10日程前に、「高齢者認知症検査」を受け、第三分類(総合点76点以上 記憶力・判断力に心配はありません)にランク付けされ、今日は第二段階の「運転講習」でそれを通過したら、次は第三段階の警察署に出向き「運転免許更新手続き」を行い運転免許証の受領となります。

 

今日の運転講習は2部構成でした。

 

 ■ 第1部は視力の検査で、「動体視力検査」「夜間視力検査」でした。

 

動体視力は60歳を過ぎると急激に落下、75歳以上では通常0.5は欲しいがタイムオーバー(規定時間の中で測れない)が多い。夜間視力は30秒以内を欲しいとのこと。

 

 ■ 第2部は運転実技講習で、片側1車線の停車中の車のよけ方、交差点の左右が見えにくい場所の左右確認、信号のある交差点の動作、クランクの通り方、最後に段差の乗り越え技術(アクセルとブレーキの機敏さ)講習でした。

 

高齢運転者の事故が多発しています。

 

中でも悲惨な事故は、アクセルとブレーキペタルの踏み間違いによる暴走で、それが死亡事故につながった場合です。

 

慌てた時の一瞬の動作、無意識の内にブレーキペタルを果して踏めるか、自信が持てない高齢者が多いのではないか。

 

過去に一回だけ、筆者が優先道路を走っていて、横道から出て来た一旦停車を怠った車の横っ腹に追突した事故に遭遇しましたが、その時ブレーキを踏んだかどうか確信が持てない。

 

事故ではないが、過去に段差を乗り越えようとアクセルを踏み込み、段差を超えた途端に車が物凄い勢いで前進し怖い経験を思い出しました。

 

この時は咄嗟にブレーキを踏み事故を免れましたが、もしブレーキを踏んでいなかったらどんな事故になっていたか分からない。この時から段差には細心の注意をしています。

 

事故はいつ起こるか予測ができないが、やはり交通規則を守り、スピードは出さず安全運転に心掛けることが事故を未然に防ぐ最高の対処方法だ。

 

しまだ環境ひろばの会員は、市民農園の維持管理、市民環境塾の開催、自分の趣味に車で飛び回っていますが、全員現役ドライバーです。

 

まだまだ運転免許返上を考えている人はいない。

 

今年度も全員ボランティア保険に加入を済まし、活動のための移動事故も補償の対象であるが、事故が起こらないことを祈るばかりである。

「かかりつけ医の予約」もオンラインで!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月6日 月 am)は、妻が体の調子が悪いと訴えて来たので、かかりつけ医の早い順番の予約を取るため早朝家を出ました。

 

 ■ 診療開始時間は9:00、予約開始時間は朝7:00、聞けば医院の玄関ドアが開くのは7:00ピッタリで、その前に行っても予約はできないという。

 ■ 6:30に家を出て、医院に着いたのが6:40、もう医院の玄関前の外には10人程が順番待ち、早い人は6:00から待っているという。

 ■ 待っている人は、本人もいるでしょうが半分ぐらいは代理で、忙しい中で予約に来た人のように見受けられました。

 ■ そして半分くらいは、スマホを片手に何かとせわしく操作しています。

 

いつも思うのだが、医院の予約は何とかオンラインでできないものだろうか。

 

歯医者さんの電話予約(一部オンライン予約も)は進んでいる。

 

ホテルの予約、ワクチンの接種予約等々、世の中は急速にオンライン化している中で、町のかかりつけ医は依然として、玄関先予約を守っています。

 

背景には、パソコンやスマホを持っていない人、持っていても操作ができない人への遠慮か、誰ひとり取り残さないをモットーとして、底辺に照準をあてた施策だろうが、そういう時代ではなくなってきたのではないか。

 

中には早朝の忙しい時間の中で、代理で順番待ちしながらイライラして待っている人もおり何とも時間が勿体ない。

 

四国の徳島市の片田舎から起こった、料理の添え物の「葉っぱ事業」がある。

 

生産者の多くは、おじいさん・おばあさんだが、それまでタブレットのタの字も知らない高齢者にタブレットが与えられて、今では葉っぱの需給や相場を見て、今日の葉っぱの種類や収穫量を決めたり、将来の植付け計画を練ったりしているという。

 

高齢者でもやればできるのである。やらないだけだ。

 

スマホやパソコンを持っていない高齢者全員に一台無償で貸し与えてでも、普及率100%にして、行政手続き・各種予約等をオンライン化すべきではないか。

 

既に義務教育では、一人一台の体制になったという。

 

勿論セーフティネット(手厚い操作指導や寝たきりでできない高齢者や身障者さんへの手助け)は必要であることは論を待たない。

 

テレワーク・オンライン授業・オンライン手続き等々の次は、「オンライン診療」だ。

 

「オンライン診療」の普及にはまだいくつかの障害があるようだが、是非これを乗り越えて早期の実施、普及拡大に努めて貰いたい。

 

かかりつけ医で順番を取っても、そこからまた一時間近く待たされ、診療時間はたったの2~3分、如何せん不効率である。

 

ここを突破しないと日本のデジタル化は進まない。

「島田がこうなったらいいな」一区切り

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

「島田がこうなったらいいな」の事務局より、プチ実現の打ち上げとして「持ち寄りバーベキュー大会」開催の予告がLAINで届きました。

 

「島田がこうなったらいいな」は、昨年9月、市民団体「シマシマ」さんと市民協働課が共催して、一般市民にアイディアの募集を行なったもの。

 

約500件ものアイディアや要望が集まり、去る12月10~14日まで500件の展示会が開かれ、展示だけではもったいないと去る2月5日には約40名の有志が集まり「プレ実現のワークショップ」が開かれました。

 

筆者(しまだ環境ひろば)も、「地下水を利用した児童たちの水溜まりづくり」で投稿し、ワークショップにも参加しました。

 

当日は、「環境」とか「観光」とかをキーワードにして4つのチームが編成されて「プレ実現」の企画案が練られました。

 

筆者は、「環境・子ども・賑わい」をキーワードにしたチームに入りました。

 

以降、各チームは何回かのワークショップを開き、実施日時・内容・会場・集客などを練り上げ実行計画を立案し、次のような日程で開催し無事終了しました。

 

 ■「18コの良いところチーム」: ◇実施日:4月16日 ◇テーマ:「歩いて見つけて楽しむ」◇内容:大井川の蓬莱橋右岸の見どころMAPづくり ◇:参加者 約15人

 

 ■「駄菓子屋チーム」: ◇実施日:3月21日 ◇テーマ:駄菓子は世代を超える! 内容:駄菓子で大人も子供も楽しもう。 ◇参加者:約30人

 

 ■「チーム 手前味噌」: ◇実施日:3月12日 ◇テーマ:畑で遊ぼうワクワクワークショップ ◇内容:みんなで農家さんのお手伝いをしながら自然とふれあおう。 ◇参加者:約30人

 

 ■「農業未経験チーム」: ◇実施日:3月6日 ◇テーマ:島田茶ウオッチャー ◇内容:お茶巡りウオーキング 歩いて再発見 ◇参加者:約30人余

 

4チームのプランは公開され、参加者も相互乗り入れし、どのチームも和気あいあいで終了したとのこと。

 

終了後、新しい形の福祉を仕掛けて行くという人、お茶の普及拡大策を考えている人、今回の行動を通して何かに結び付けようとしている人がいる。

 

今回の企画は一応これで一区切りのようだが、500件のアイディアの中には是非共本実現してほしいものがいくつかある。

 

折角の灯を絶やさないように、市政の中で1つでも2つでも実現したいものだ。

 

しまだ環境ひろばも、そんな動きには馳せ参じたい。

今こそ「再エネの拡大」に命運をかける時

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

ロシアによるウクライナへの軍事進攻により、天然ガス・石油・石炭の供給バランスが崩れ始めています。

 

ロシアの天然ガス輸出量は世界第一位、石油・石炭もトップクラスで、輸出を巡り消費国との軋轢が激しく、各国の「温暖化ガス排出量削減計画」に狂いが出始めています。

 

計画の狂いの是正のためその矛先が全面的に「再生可能エネルギー」の創出拡大に向かえば良いのですが、多くが原子力発電所の新設や再開に向かっています。

 

ロシアによるウクライナ侵攻で廃炉中の「チェルノブイリ発電所」が攻撃を受けて一触即発の事態になりかけ、原発の怖さを改めて思い知らされました。

 

よもや「原発を攻めることはないだろう」、世界の常識が覆った一瞬でした。

 

安易に原発に向かうのではなく、自然エネルギー再生可能エネルギーに恵まれている日本は、「再エネの創出の拡大」に国の命運をかけて取り組むべき時が来たのではないか。

 

日本の再エネ比率は現在18%だという。

 

18%のうち8%は大規模ダムによる「水力発電」だから、再エネ(太陽光・風力・小水力・地熱・バイオ)は、まだ10%に過ぎない。

 

太陽光は国土が狭い日本では拡大が限られる。美しい景観の里山に設置されたメガソーラー(大規模太陽光発電)は、見るのも嘆かわしい。

 

風力も海上風力発電が有力視されていますが中々技術的に難しいようだ。

 

バイオ発電は、素材(間伐材・家畜の糞・生ごみなど)の供給で行き詰りが多い。

 

そこで「小水力」「地熱」に期待が高まるが、なかなか機運が盛り上がらない。

 

日本の強みは、山が国土の70%の「小水力」と火山国世界一の「地熱」だ。

 

普及を、「規制」「採算」が邪魔をしている。

 

「規制」は緩和と仕組みづくり、「採算」はコストダウンがカギだ。

 

成功事例を作って気運を盛り上げれば、民間の発電機等開発意欲は高まりコストは下がる。

 

コストが下がれば設備の輸出ができる。

 

今はすっかり開発意欲が減退した。

 

安易な原発に走ることではなく、政治家は再エネ創出に命運をかけてもらいたい。

環境基本計画は「連携・協働型」で!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

島田市の環境基本計画が平成15年(2003年)に発令されてから今年度(2022年)は19年目、来年度は節目の20周年記念です。

 

 ■ 第一次環境基本計画(10年計画)2003年度~2012年度

 ■ 第二次環境基本計画(10年計画)2013年度~2022年度

 ■ 第三次環境基本計画(10年計画)現在策定中で2023年3月発令予定

 

しまだ環境ひろばは、これまでの基本計画策定やその実行に絡んできましたので、しまだ環境ひろば来年度は20周年です。

 

第一次環境基本計画は冒頭に、顕在化している問題を解決していく市全体の課題や方針を掲げ、それに対して市民はどう取り組むか、事業者はどう取り組むか、次に市としてそれをどう支援するかが書かれていました。

 

第二次環境基本計画は、現状の課題や方針は同じですが、先ずは市の施策が掲げられ、それに市民はどう参加するか、協力するか、努力するか等が書かれています。

 

第一次に掲げられていた、「市民と行政の協働の取組み」が、第二次ではすっかり少なくなりました。

 

毎年発行されている島田市環境報告書」は、2012年までは課題(計画)毎に、市民と行政の取組みが一緒に報告されていました。

 

2013年度より「市民と行政の協働の取組み」の報告は殆どなくなり、市民の取組みは「しまだエコ活動制度」に登録した数団体の活動のみが別枠で報告され、連携・協働性が薄れています。

 

エコ制度に登録していない団体の活動は全く報告されていません。

 

市民の主体性、自立性、連携・協働はどこに行ってしまったんだろうか。

 

 

第三次環境基本計画は現在策定中ですが、市民参加・市民の主体性はどんな風に盛り込まれるのでしょうか。

 

どんな良い計画ができても、それを市民が理解し、市民が自らやる気にならなければ意味がない。

 

第三次環境基本計画は、「連携・協働型」でなくてはならない。

 

発令までにまだ少し時間があるので充分話合いながら、成果の出るものにして行きたいものだ。

「小水力発電」に思いを巡らす。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月2日 月 am)は、島田市在住で普段は東京の会社に勤務しているというTさんにお会いしました。

 

過日メールにて、島田市の用水路を見て水力発電ができないかと、インターネットなどで調べていたところ、「しまだ環境ひろばの日記」に行きついたとのこと。

 

筆者は、ブログ「しまだ環境ひろばの日記」には、小水力発電をちょくちょく話題にして投稿しており、Tさんはそれを見たのだろう。

 

今日は意見交換をすることになり、島田市地域交流センターで話が盛り上がりました。

 

島田市には発電で使い終わった大井川の水が、いくつかの用水路に分岐されて、豊富な水が絶え間なく流れています。

 

これを発電に使えないかと、Tさんならずとも島田市民なら誰でも思いを巡らすと思うし、しまだ環境ひろばもその一人だ。

 

島田市は電力の自給率38%(再エネ比率)で、太陽光発電(公共施設・一般家庭)、地熱発電川根温泉)、一般廃棄物焼却熱回収発電(田代環境プラザ)、小水力発電(伊太発電所・細島発電所・赤松発電所)などを擁し全国トップクラスです。

 

水力発電に取組めば自給率を伸ばす余地は十分にあります。

 

しかし一時脚光を浴びた「小水力発電は、太陽光発電風力発電に押されて最近はサッパリです。

 

水利権に代表される規制と、コスト(採算)と、用水路のごみ処理等に邪魔をされ、多くの計画が頓挫しています。

 

2大要因は、規制と採算だ。

 

これだけの財産を持ちながら普及しないのは、何かが間違っているのではないか。

 

しかし、COP26による「カーボンゼロ宣言」や「ウクライナ戦争」でエネルギー事情は大きく変わり出しました。

 

地球温暖化は待ってはくれない!

 

太陽光発電の限界や、風力発電の難易性から、他の再生可能エネルギー(小水力・地熱・バイオ)を再評価する気運が高まってきました。

 

今日はTさんと意気投合しました。

 

いつの日にか、それぞれの立場で具体的な話にしたいものだ。

「相賀の里の会 5月例会」に参加

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月1日 日 am)は、「相賀の里の会 5月例会」に参加しました。

 

毎月、第一日曜日に例会を開いています。

 

今日の目的は、「令和4年度の通常総会「杏子畑の草刈り」でした。

 

相賀の里の会は、過疎化が進む相賀地区をどう活性化させるか、「杏子の郷づくり」を活動の中核に据えて、賑わいのまちづくりを目指し、迎えた新年度は7年目です。

 

会員は地元住民に、少数の周辺の有志が加わり現在20名余です。

 

筆者は、数人の仲間と共に発起人となり会を立上げて5年間、事務局長として奔走しましたが、後進に道を譲り今は顧問として一般活動に参加しながら相談に乗っています。

 

中核事業の杏子は、島田市まちづくり交付金を活用し、地域に発生している耕作放棄地や神社、山すそに点在する農家に累計で約200本の苗を植樹しました。

 

中には枯れた木もありますが、背丈も伸び葉ぶりも良くなり、も咲き、がつき出しました。

 

枯れた木や中途半端な杏子畑には、補充も必要です。

 

ピンクの花が咲き、収穫できそうな実が付きだせば、工夫次第でイベントや事業化も出来そうです。

 

伊豆の河津桜、長野県千曲市の杏子の郷、藤枝市の瀬戸川の桜なども一朝一夕でできたものではありません。

 

先人の誰かが、自分の時代には陽の目は見ないが、いつの日にか芽が出ると夢見て植えた木が、今、花開いているのです。

 

相賀の里の「杏子の郷づくり」もそんなものです。

 

今の会員に事業化の荷を負わせるのは重いが、それでも杏子は育ち数年後には花の季節、収穫の季節を潤すでしょう。

 

今日は大分育ってきた「杏子畑の草刈り」に、みんなで気持の良い汗を流しました。

 

4面の杏子畑はすっかりきれいになりました。