手段と目的

しまだ環境ひろば 「5つの分科会」 と 「事務局」 です。

行事がどんどん過ぎ去って行き、次の新しい行事の準備に追われています。

しまだ環境ひろばでは、いくつかの活動フィールド (農園・竹林など) を持って維持管理しています。

何のために持っているかと言うと、実際に自分でやってみなければ、やっている人の苦労も分からないし、ただ口先だけでは説得力がありません。

しかし持ったかぎり、手を入れなければ、草は生えるし、害虫はわくし、持たないよりも悪くなり持つ価値がありません。

フィールドを持って、その上に環境活動・行事をこなして行くのは、並大抵ではできません。

しかし、行事もフィールドも、目的達成のための手段なのです。

フィールドを持って、行事をこなしていれば、目的が達成されたがごとき勘違いが、いつの間にか、はびこってしまいます。

目的は、環境意識に目覚めた仲間をたくさん作り、実際に環境改善や保全に取組み、成果を上げていくことなのです。

これが言うはやさしく、行なうはむずかしい、厄介な事なのです。

みんなの気持ちがなかなか一つになれないからです。人間社会は本当にむずかしいな。