耕雲釣月

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

今日(12月3日 金)は、数年ぶりに埼玉県から迎えた恩人を、しまだの里山30選に選ばれた 「釣耕苑(ちょうこうえん)」 にご案内しました。

「釣耕苑」という名前の由来は、道元禅師の永平広録に ”耕雲釣月” の句があり、即ち雲を耕して月を求めるの意にして、自然に親しみ自然と共にある人の心境である。

釣耕苑は、自然を愛し敬い親しみ共に生活する人の居所又は住居という事である。<釣耕苑 見聞帖より>

11月21日(日)には、市民環境塾 「しまだの里山30選をバスで視察しよう」 で25名ほどの市民を案内しましたが、始めて来た、島田にこんな良いところがあったのか、と感嘆の声を上げていました。

今日の客人も、幽玄の世界 「釣耕苑」 に見入っていました。

是非この次は、ゆっくりと寝泊りして、無心の境地に浸ってみたい、と言って
帰って行きました。

島田市にも見どころはいろいろありますが、「釣耕苑」 は、島田人として本当に見せたい場所の一つだと思う。

地元の人達に正しく理解され、末永く愛される「釣耕苑」であってもらいたい、と心から願うものです。

写真は、過日実施した、「しまだの里山30選バス視察」 の時の釣耕苑でした。