運転資金は認めて!

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

しまだ環境ひろばは、5分科会制をとり、活動の主体は分科会としています。


この7年間で少しづつ活動収入の一部を貯め込み、その貯金が一年間の運転資金になっています。


従って、各分科会が活動して、年間の収入を確実に上げていかないと、運転資金を食いつぶすことになります。

収入は、委託事業の受託と、売上げと、助成金です。

委託事業は、競争入札化し、各種助成金は審査が厳しく、収入が読めません。

また、これらの多くは、事業を終えて事業実績書を提出して始めて、お金をくれるもので、運転資金のない団体は、誰かがその間立替払いする、大体の場合、代表や役員がその犠牲になっています。


助成金の中には、あなたの団体は、”貯金があるので、助成に当たらない” と、現実無視の場合もあります。


運転資金がなければ活動はできないのに。

また、助成金は、申請をした計画以外には使えなく、効率的使用や、コスト削減努力を妨げています。
繰越もできないから、使い切ることにもなります。

三菱総研の小宮山理事長さんが、日本経済新聞のコラムで、補助金の転用ルールの見直しを強調していますが、そのとおりだと思います。


ボランティア団体が生きて行くのも、なかなか厳しくなってきました。