しまだ環境ひろばの活動

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、島田市内で、環境保全 をテーマにして活動している、市民環境ボランティア団体です。


日常の活動は、会員のボランティア (無報酬) で成り立っています。


但し、会が認めた経費 (イベントへの出動費 (昼食代程度)、会員所有の器材供出料、出張旅費、立替え経費、ボランティア活動年間保険料) は会で負担しています。


昔は、「怪我と弁当」 は自分持ちと言う、ボランティアの暗黙の了解があり、すべて個人負担でしたが、法人化を契機に、上記の経費は会の負担となりました。


役務は無報酬でも、経費は会負担にしないと、人は集まりません。


各種助成金は、会員に係る経費は一切認めておりませんので、経費は、自分で稼ぐしかありません。


しまだ環境ひろばは、耕作放棄地を無料で借りて、市民農園」 を運営したり、作物を栽培して会員へ斡旋したりして、何とか出費を稼ぎ活動しています。


こんな活動を過去、13年間続けて今日に至っていますが、多少の蓄え (運転資金) がなければ、役員や会員からの借金に依存しなくてはなりません。


世の中は、助成金でも、作物の斡旋売上でも、入ってくるお金は、「後払い」 です。


従って、しまだ環境ひろばでも、何とか1年の活動ができる運転資金を、毎年少しづつ蓄えて今日に至っています。


会員の高齢化で、今までは、殆どの活動を人力で行ってきましたが、限界にきています。


蓄えを減らしても良いから、機械に頼るべきだ、という会員がいますが、なかなかおいそれと踏み切れません。


支出を上回る収入があれば良いのですが、助言してくれる会員を含めて、誰もそれをやりません。


支出が収入を上回り出せば、限りなく負のスパイラル (運転資金の食いつぶし) に陥り、会は衰え、消滅します。


昨日も、今日も、ひたすら人力でやっています。


健康のためですが、好きでなければできません。


NPO法は、市民活動の事業化を支援していますが、社会的活動の事業化 (利益を上げる) は、簡単ではありません。


悩みは多い。