再生可能エネ、全量買い取り制度7月開始

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


節電の夏が到来しています。


いよいよ、来月 (7月1日) から、再生可能エネルギーの全量買い取り制度がスタートします。


対象は、太陽光・風力・中小規模の水力・地熱・バイオマスの5種類です。


再生可能エネルギーの創出は、火力などに比べてコストが割高になるので、電力会社に固定価格での買い取りを義務づける事で、普及を後押しするものです。


買い取りにかかる費用は、消費者が電力会社に払う電力料金に上乗せして支払う仕組みになっています。


すなわち、電気を使用している家庭・企業が、電気の使用量に公平に負担する事になっています。


実際の支払いは、8月請求分からです。


東京電力が、電気料金の値上げを申請しています。他の電力会社も時間の問題です。


既に負担が始まっている太陽光発電促進付加金、また昨今の燃料費高騰によって上乗せされている燃料費調整額に加えて、今回の再生可能エネルギー全量買い取り制度、これに更に電気料金の値上げなど、4重のダブルパンチになってきます。


みなさん、電力会社から送られて来る、「電気料金のお知らせ」 を良く見てください。 全て項目ごとに書いてありますよ。


電気料金は、否応なしに、着実に上がっていきます。