NPO法人 しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 です。
昨日 (3月15日 金) の静岡新聞 朝刊 中部版に、「静岡市くらしの中の4R推進委員会」 が、放置竹林問題に取り組む里山保全団体や農業者と連携し、放置竹林で伐採した竹を粉にして、生ごみに混ぜて堆肥化する活動を新規事業として取り組むことを決定した、という記事が掲載されました。
今や、ごみの先端都市は、生ごみは宝として、堆肥化したり、バイオマス発電をしたりして、お金に替えています。
静岡市も島田市も、生ごみの殆どを焼却炉で、燃料費を費やして焼却しています。
一方は、お金に替え、一方は、お金をかけて灰にし、更に灰の埋め立て地が満杯になってきて困っています。
今回の、「静岡市くらしの中の4R推進委員会」 の取組みは、困っている、”放置竹林” 対策を絡めての取組みだけに注目に値します。
竹の成分は、堆肥に向いているという事は、既に実証されており、この粉と、生ごみを混ぜて、堆肥化する今回の計画は是非成功させてもらいたいものだ。
しまだ環境ひろばでは、これまで竹チップの堆肥化に取り組み、良質の堆肥ができることは実証しましたが、設備の老朽化から今は中断しています。
状況を見ながら、是非島田市でもやりたいものだ。