動物との信頼関係

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (4月19日 金) は、月一回開催の、「生活情報交換会 静岡」 に参加しました。


生活情報交換会は、最初は、会員が持っている、人より優れていると思われる能力 (知識・情報・経験など) を発表したり、紹介したりする会でしたが、そこから、会員を起点とした人脈が広がり、今では有識者の話を聴く会に発展してきました。


お陰でいつも良い話を聞け、有意義に思っています。


いつも、環境漬けでは片輪になりますので、努めて出席するようにもしています。


今日は、「静岡市立動物園」の獣医、Nさんの日課を通しての、動物たちの話でした。


今日の話の中で、一番印象に残った事が2つあります。


■ 動物たちは、病気や怪我をしていても、元気な振りをするという。決して弱みを見せない。だから毎日見て、観察し、同じ事を繰り返しながら、ちょっとした変化に気づいてやることが必要だという。


見逃してしまうと、病状が悪化し、死んでしまうこともある。


これは、生半可の事ではできない仕事だ。


■ 動物と、飼育員・獣医は、信頼感で結ばれているという。信頼がなくなったら、やっていけない。従って検査のために捕獲するような時も、変装をして別人だと思わせて、捕獲するのだという。


日頃信頼している飼育員が、自分を痛い目にあわせたり、追っかけたりするはずがない、と思っているのだという。


信頼関係は、人間社会でも同じだな。


講義が終了後、園内を見て回りました。


新装なって、4月20日に開園との事、北極くまや、ペンギン館も本当にリアルになりました。


迫力満点です。


今日は、ウイークデーで空いていましたが、明日から超満員が予想されるとの事。


みなさん、新装なった、静岡動物園をのぞいて見ましょう。