太陽光発電のコスト低減が進む

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


現在、大規模太陽光発電所 (メガソーラー) で1キロワットの出力で、一時間、電気を作るコストは、最低30円かかっています。


政府は、これを、10年間で半減以下の14円にする目標を持っています。


ちなみに住宅用の太陽光発電は、最低33円かかっているという。


現在、石油火力発電が、最低 22円かかっているといわれていますので、これを下回ることになり、更に普及が進むことになります。


去る、8月5日、「昭和シェル石油の子会社 ソーラーフロンティア」 が、2015年以降に、出力1キロワットで一時間電気を作るのにかかるコストを、20円台前半まで下げる、と発表し政府目標の14円構想を後押ししました。


これで住宅用の太陽光発電も更に進むものと思われます。


太陽光発電の導入を促すため、「固定価格買い取り制度」 を発足し、初年度は、42円、現在は38円で買い取り、電気の消費者に使用量に合わせて公平に負担させていますが、コストの削減により、この負担も軽減されていくことになります。


再生可能エネルギーの更なる創出のため、コスト低減は必須条件です。