リニア学習会 その2

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


5月4日に開催された、静岡県中部市議会議員有志主催の、「リニア勉強会」 には多数の市民が参加し、関心の深さが窺われました。


講師のお話では、何らかの影響はあるが、その程度や詳細を知ることは、今の技術や知識レベルではチエが届かない、とのこと。


残念ながら、現状は、分からないことが分かった、と言う事だが、今後あらゆる手段を講じて問題点を究明して、そこに最大限の対策を打って、環境を維持していかねばならないことは言をまたない


勉強会だから、厳しい反対意見は出なかったが、原発問題やガレキ問題同様に本当に難しい。


これらの諸問題は、環境活動市民団体である、しまだ環境ひろば内でも種々な意見があり、方針を一本化しようとしたら割れてしまう。


日本人は、一人当たりの所得や貯蓄額、家電製品の普及率、食品残渣率など、極めて恵まれた生活を享受しています。


消費税は反対、給料は上げよ、安心・安全は絶対だ、環境は維持せよ、ライフライン(電気・ガス・水道) は絶対確保せよ。


国民が生活レベルを下げる事を承知すれば別だが、便利な生活を維持しながら環境保全も維持して行くなら、”経済と環境を両立” させるしかない。


反対派、条件付、肯定派、いろいろいて良いし、またいなければ時の政権が暴走する。


民主主義は、いろいろな人がいて、最後は丁度良いところで決まるのである。