事業別、主管理担当者

NPO法人 しまだ環境ひろば 「中溝町 コミュ二ティ農園 担当」 です。


毎日、猛暑が続いています。


しまだ環境ひろば 中溝町 コミュ二ティ農園」 では、連日、大豆の苗の移植作業が進んでいます。


やっているのは、会員と、農園参加市民ですが、みんな高齢者ですので、作業は午前中がやっとです。


残った作業は、少し日が落ちて涼しくなる午後4時半頃から、水かけを中心に
主管理担当者の出番です。 主管理担当者は、午前中も主役です。


「しまだ環境ひろば」 は、今年度から、分科会制を廃止して、事業制とし、各事業には、主管理担当者を張りつけています。


事業は、10事業あり、それぞれに主管理担当者がついています。


主管理担当者は、事業全体の責任者であり、「事業の品質=出来映え」 と 「納期=期限」 の管理者です。


ボランティア団体ですから、あくまで、会員の ”個人の都合” が優先です。


しかし、農作業 (種まき・苗の移植・水やりなどなど) には、タイミングがあります。


また、アクシデント (日照り・雨続き・台風などなど) も日常茶飯事です。 これを心配し、対応するのが主管理担当者です。


個人都合優先では、作物はできませんし、どんな事業でも良い作品はできません。


それを埋めるのが、事業別の、「主管理担当者」 です。


主管理担当者が機能しなければ、無責任団体になってしまいます。


主管理担当者は役員=理事がその任務を担っており、個人都合を優先する一般会員では無理です。


役員は4名ですが、10の事業中、9つは、2名の役員がこれを兼務しています。


これが、島田市の市民ボランティア団体の置かれている実態であり、現実なのであり、ボランティア団体の最大の悩みです。


賃金を支払って、事業をやる方が余程楽かもしれませんね。