9月市議会 第2日目を傍聴

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。



今日 (9月11日 木) は、久方ぶりに、9月島田市議会 (一般質問 2日目) を傍聴しました。


時節柄、市民病院建設問題、人口減少問題、茶産業問題、医療・介護問題、再生可能エネルギー問題が質問の中心でした。


■ 市は、市民病院問題に関する質問に対しは、 「建設基本構想会議で、既に現在地に建設を決定している」 として、回答を貫いていました。


■ 人口減少問題は、島田市の成長戦略 (企業誘致・雇用対策・定住政策など) のやりとりに終始していました。


■ 島田市の農業の基幹産業である、茶産業を元気にするための施策が質疑されました。


■ 医療・介護問題では、特に高齢者対策 (特養や保健施設の充足問題、地域包括支援センターなど) が、質疑の中心課題でした。


■ 最後の再生可能エネルギーの創出について、質問議員が、 「市の必要電力量に対して、○○%を再生エネで賄うという、目標を立てて、それの達成に向けて施策を講じるべきではないか?」 と質したのに対して、市の回答は、「まだそこまでは至ってはいない」 と 消極的でした。


市は、東海特殊製紙の移転後に残る、用水を利用した、小水力発電の可能性の打診を約束しました。


島田市は、木都であり、水の都である。 質問議員は、島田市の持てる財産をもっと使って、再生可能エネルギーの創出に前向きに取り組んでほしい。 と要望して質問を終了しました。



しまだ環境ひろば では、市内を豊富に流れる用水を活用しての、小水力発電の創出を検討しています。


また、「島田市 ゆめ・みらい百人会議」 でも検討を開始しました。


最近の島田市議会で小水力発電の創出が、質疑されたのは、今日で4回目くらいです。



島田市総合計画」 や 「島田市環境基本計画」 にも ”検討する” が掲載されて、だんだん、環境は整ってきたと思います。