最近の市政に思うこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


島田市で新しい市政がスタートしてから、1年と半年余が過ぎました。


どこの市のホームページもほぼ同じですが、島田市のホームページを開くと、新着情報の一覧が目につく。


しかし、過去と大きく違う点は、 「市民会議 の多さと、”情報公開” が圧倒的に増えていることです。


一覧の中に、「島田市ゆめ・みらい百人会議」 「新市誕生10周年記念事業 市民会議」 「自治基本条例制定事業 市民会議」 などなど。


市民会議が開催される都度、写真も添付されて、各委員の発言内容や、会の進行状況が事細かに情報公開されています。


明らかに、市政の姿勢が変わってきました。


提案を持って、担当課を訪問しても、明らかに対応が変化してきました。


確かに、華々しい、ハコモノづくりや、お祭り情報は減ったが、市民の声を真摯に聞いて市政に反映しようとする動きやその情報公開の努力が窺われます。


ただ、残念なのは、パソコンや、携帯、スマホが普及しても、ホームページを見る人は極めて少ないことです。


行政では、検索件数の統計を取っているようですが、同じ人の検索が増えているだけで、検索人口はあまり増えていないのではないか。


市の情報誌 「広報しまだ」 でもかなりの情報が提供されていますが、高齢者の読む率はかなり高いと思いますが、若い人は殆ど読んでいないという。


最低でも、一週間に一回くらいは、市のホームページを開いて市政の変化を感じるべきだと思う。


さて、市民と事業者と行政が、企画段階から同じテーブルについて、検討し、計画を作り上げていく市民会議が多くなってきたこと、また委員の中に、若人がいることは実に頼もしい。


市民参加には、8つの階段 (有名な、シェリー・アーンスタインの住民参加のはしご) があると云われていますが、形式だけの参加や、責任もない言いっぱなしに終わらないように、しっかりと、権利と義務を果たしてもらいたい。


エントリーした市民、特に若人と、市民参加の機会を思い切って増やしている市政にエールを贈りたい。