住民説明会・パブリックコメントに参加しよう!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

年が明けて、国も自治体(県・市長村)も民間企業も今年度の事業報告と来年度計画(事業計画・予算計画など)のまとめ作業が佳境に入っています。

 

この時期は素案ができて、自治体では住民説明会や意見交換会、民間企業なら労組との協議会(本部・支部)が開かれて行きます。

 

これを一般的に自治体レベルでは「市民参加とか住民参加」、民間企業レベルでは「経営参加」と言っていますが、住民や社員の意見を市政や事業経営に反映することが普通になっています。

 

しまだ環境ひろばは、島田市の環境基本計画に書いてある環境に係る市民の取組みを、市民の先頭に立って活動していますので、環境行政には最大関心を持って臨んでいます。

 

島田市では現在、島田市環境報告書(令和3年度版)」が作られ、市のホームページ及び市役所の閲覧室で公開、市民の意見募集(手紙・メール等)開始されています。

 

 ※ 残念ながら約一年遅れの報告書ですが、昨年3月までの環境関連の実績数値や活動実績がオーソライズされた島田市環境行政の集大成であり、まとめに時間がかかるのは已むを得ないことだと思っています。

 

昨年度からデジタル化と経費節減の見地から冊子による配布は廃止され、これまでしまだ環境ひろばにも配布された報告書も無くなりました。

 

環境課さんより、来る2月8日(水)「環境活動報告会」の出席要請がしまだ環境ひろばにも来ていますが、最近市民(市民グループ)の出席が非常に少なく危惧を感じています。

 

一方、島田市環境基本計画」は、平成15年に第一次10年計画が、平成26年に第二次10年計画を経て、現在第三次10年計画」の策定作業が進み素案がホームページで公開されています。

 

去る1月5日には「島田市第三次環境基本計画 住民説明会」が開かれ、しまだ環境ひろばからも3名の会員が出席し意見を述べました。

 

更に、1月26日まで、市民の意見募集パブリックコメントが実施されていますので、しまだ環境ひろばでは良く読んで投稿を予定しています。

 

環境報告書の報告会も、環境基本計画の住民説明会も、パブリックコメントの募集も非常に大事な「市民参加」の一環です。

 

しまだ環境ひろばは、環境関連の市民参加を欠かしたことはありませんが、出席して来る住民は非常に少なく、パブリックコメントはいつも「しまだ環境ひろば」だけです。

 

市民・事業者・市の連携・協働が叫ばれていますが、これはという施策には、市民・市民グループ・事業者・市が同じテーブルに着いて実行計画を決め、実行し、評価し、次の計画に活かす、「真の協働」ができる時代はいつやってくるのだろうか。

 

人口減少時代、財政難の時代、これまでの行政サービスは、選択と集中と効率化が求められて行くのは間違いない。

 

そのためには、市民の成長(意見を持って実行する)も欠かせない。先ずは市民参加を心掛けて行こう。