静岡・金谷・井川・梅ヶ島間を一大観光地に
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
東海道線金谷駅~千頭駅までの大井川鐡道、千頭駅~井川駅までの大井川鐡道井川線は、大井川と共に島田市・川根本町のシンボルです。
そのシンボルが、SLトーマス列車や富士山静岡空港遊覧飛行等々数々のアイディアを駆使するも経営に苦しんでいます。
昨年9月に襲来した台風15号の土砂崩れにより、家山駅~千頭駅までの区間は未だ運休が続いており、この間はバスで繋いでいます。
昨日の日経新聞朝刊 静岡版に「大井川鐡道、2~4月絶景ツアー、バスも活用」の記事が掲載されました。
何よりも驚いたのは、「静岡駅を起点とするバスを活用して誘客を図る」としたことです。
被災した大井川鉄道は、井川線は無傷、金谷駅~家山駅間は復旧したが、家山駅~千頭駅間の再開の目処がついていないので、静岡駅からバスで井川線に観光客を輸送して、井川線で「星空列車」に乗り、途中の「湖上駅」で秘境を堪能してもらおうとの企画。
3~4月は桜の花見、5~6月は新緑、10~11月は紅葉と続き、良い企画だ。
筆者は前々から大井川鐡道への誘客は、東海道線静岡駅(JR静岡駅・新幹線静岡駅)と東海道線金谷駅の両方から集客を提案してきました。
現在、静岡駅~梅ヶ島温泉までは静岡鉄道の路線バスが運行されています。
梅ヶ島温泉~大井川鐡道井川駅間は、タクシーしかありませんが、これを何らかの交通手段(小回りの効くバス)で結べば、静岡駅・金谷駅・梅ヶ島温泉・井川駅の面による一大観光地となる。
そのためには、静岡鉄道と大井川鉄道の提携・協力が必要となる。
今回の静岡駅から大井川鐡道井川駅への誘客は、単なる大井川鐡道単独の企画と思われますが、単発企画に終わってはならない。
静岡駅からの誘客が圧倒的に多いが、静岡駅からの観光客は最後は金谷駅へ、金谷からの観光客は最後は静岡駅へ、どちらの駅も誘客で潤うし一石二鳥策だ。
静岡鉄道・大井川鐡道両社の発展を心から望みたい。
筆者は明日(1月20日 金)、生活情報交換会の講演会で「奥静(オクシズってどんなところ?オクシズの現状・魅力・課題)」の勉強をします。
奥静には「梅ヶ島温泉」を始め温泉がいっぱい、大井川鐡道沿線には「川根温泉」を筆頭に温泉がいっぱい!
東からの観光客には「静岡駅」から、西からの観光客には「金谷駅」から一大周遊地を楽しんでもらいたいものです。