「大分・大山町」 に学ぶ

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (5月18日 月) の、日経新聞 朝刊 31頁 地方総合版 に、「大分・大山町農協、新たな挑戦 一村一品の町、桃源郷」 の見出しで、地方創生の事例が大きく報じられました。


6次産業の先駆けでもある 「大分大山町」 が新しい挑戦を始めたという。


今春、収穫イベントや里山散策を楽しんでもらう広大な 「テーマパーク」 を開業したとのことだ。


都市生活者との交流を地域のにぎわいにつなげるのが狙いだという。


東京ドーム5個分に相当する22hrに、200種を超す樹木18千本以上が植えてあるがまだ成長過程だという。


あと3〜5年もすれば梅・桜・ツツジアジサイなどの花々が季節ごとに山を覆う、桃源郷のような里山ができあがるという。


古民家の改装なども同時に進めているという。


同農協は、1961年 (今から50余年前) から、高付加価値農業にいち早く着手し、それを加工・販売し、事業拡大してきたという。


そういう土台があって、今回の計画だという。


今、島田市 O地域でも、過疎化がヒタヒタと進む中、地元有志と周辺の有識者及び、都会のクラブ (よそ者) が、集って、地域活性化構想が進み出した。


O地区は、山あいの真ん中を、清流が流れ、その周りは、人の手が入った田んぼや畑、山手には神社仏閣や、周辺地域と繋がった車道、ハイキングコースが整備された、典型的な里山です。


この恵まれた自然環境を活用して、当面次のようなことを考えています。


 ■ 山手には、杏子や椿をドンドン植えて行き、桃源郷のような景観を目指す。近い将来これらの実を使って加工・販売を目指す。


 ■ 増えてきた古民家の空き家を活用して、都市と田舎の交流 (短中期滞在・移住) を目指す。既に東京都三鷹市の「ミタカッチクラブ」 さんとの交流が始まっています。


 ■ 馬の飼育 (ある県からの馬の委譲) を通した馬事農園の開設


 ■ 徐々に増えてきた休耕田や耕作放棄地を利用した、付加価値の高い作物の加工・販売



これだけでは、ありふれた計画であり、これにこれからアイディアを盛り込んでいく計画です。


大分大山町も、関係者の熱気がひしひしと感じられるという。


O地区も気持ちでは負けないように頑張ろう。