「新しい協働とは」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


4月1日付けで島田市の組織も大きく変わりました。


市長の想いを市政に反映しようとする意思が組織に大きく表れていますし、一丁目一番地の 「市民参加によるまちづくり=新しい協働」 も、組織上、明確になっています。


あとは、組織がどう動くかどうかでしょう。


新しい協働」 とは何か。


世古一穂 先生は、協働とは、「市民・NPO・企業と行政がお互いを理解し合いながら共通の目的を達成するために協力して活動するスタイル」 だという。


そうして、次の原則を共有化することだという。

 (1) 対等の原則

 (2) 自主性、自立性の尊重の原則

 (3) 目的共有の原則

 (4) 公開の原則

 (5) 時限性の原則 


また、協働とは、人と人、組織と組織 (NPONPO、行政と行政、NPOと行政など) が知り合い、つながること (ネットワーキング) だという。


別な見方をすれば、協働とは、市民への分権、地域への分権でもあるという。


それでは、「新しい協働」 とは何か。


世古先生の主張を踏まえて、新しい協働とは、 「市民と事業者と行政が企画段階から一緒のテーブルについて、企画立案・行動・評価・見直し(PDCA) 」 することではないか。


しまだ環境ひろばは、 「島田市の循環型社会を考える会」 と連携・協働をしています。


また、島田市ゆめ・みらい百人会議にもエントリーして、市民と行政の合同で 「ごみの更なる減量化推進合同検討会」 や 「島田市水力発電創出合同検討会」 もスタートしました。


島田市の循環型社会を考える会」 は、島田市で市民活動をしている市民団体や、企業と連携・協働を開始しています。


この他にも、市内ではいろいろな動きがあります。


今日 (5月20日 水) は、島田市・教育長 殿に、「島田市の循環型社会を考える会」 と 「教育行政」 との協働の提案と、それに対する理解と協力を求めるため訪問しました。


教育長殿も共感をしてくれ、協力することを約束してくれました。


平成27年度も頑張って行きたいと思っています。