「小水力発電の創出」 に追い風

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


政府は、2030年に、二酸化炭素 (CO2) などの温暖化ガス排出量を2013年比26%減とする目標案を公表しました。


これの実現のためには太陽光発電風力発電地熱発電などの再生可能エネルギーの創出が欠かせません。


15年後 (2030年) の再生可能エネルギー比率は、全体の22〜24%とする方針だという。


  ■ 太陽光 7.0%程度
  ■ 風力   1.7%程度
  ■ 地熱   1.0〜1.1%程度
  ■ 水力   8.8〜9.2%程度
  ■ バイオ   3.7〜4.6%
  ■ 全体  22.0〜24.0%程度


この案では、発電量が安定せず、やや割高な太陽光を抑えて、原子力の比率を20〜22%として、固定買い取り価格の上昇を抑える腹のようだ。


水力発電は、現在、8%位だから、1%程度増やす計画のようだが、不満の残る計画だ。


しかし、これまで、メガソーラーの事業者を目指してきた企業が、「小水力発電」 の事業者になる動きが出てきたようだ。


「固定買い取り価格」 も継続された。


最大のチャンスが訪れている。


大井川用水という最大の遺産を持っている島田市は、地元周辺に、「発電機メーカー」 も存在し、その気があれば実現可能な状況が生まれている。


島田市ゆめ・みらい百人会議では、行政と協働で 「島田市水力発電創出合同検討会」 を設置して研究・検討を進めています。


追い風が吹いてきた。 頑張ろう。