地域創生は、古民家利用の都市と地域の交流から

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


地方創生」 論議が大変賑やかです。


とりわけ、地方は都市部と違って、人口減少問題、少子高齢化問題が怒涛のごとくやって来ています。


その中で、空き家問題や、地方への移住問題がクローズアップされ、静岡県でも本腰を入れ始めました。


空き家問題と、移住問題はセットで考える問題です。


県のホームページを開くと、


空き家問題の取組み


「空き家」の問題については、大きくは2つの観点があるという。


  ■ 一つが倒壊等の恐れがあり著しく保安上危険であったり、衛生上有害といった「特定空家等」といわれる建物への対応です。


    ◆ こうした空き家に対しては、市町村が除去、修繕或いは立木などの伐採を指導、勧告、命令等ができることになりました。


    ◆ さらに場合によっては行政代執行の方法により強制執行が可能となり、法の施行を受けて、この点が報道でも大きく取り上げられました。


  ■ 他方、空き家対策として、空き家を資源として活用することも重要となる。



移住問題の取組み


  ■ 文化・観光部から、くらし・環境部に移住定住関連の業務の主たる部分である情報発信や相談、或いは関係団体との連携などを移管し、2か月が経ちました。


     ◆ この間、官民が一体となった 「ふじのくにに住みかえる推進本部」 の立ち上げ、不動産関係2団体と移住定住や空き家対策に関する協定の締結。


  ■ そして4月22日には、「有楽町に静岡県移住相談センター」 を静岡市と連携しながら設置したところですが、この間の、活動の実績がまとまりました。


     ◆ 移住相談等では、県庁の担当のところに40件、東京の移住相談センターには50件の相談がありました。



島田市相賀地区では、まだ移住までは進展していませんが、空き家の古民家を活用した、「都市と田舎の交流」 が進み出しました。


まだ、都市の方々の積極性に比べて、地域住民はおっかなびっくり、及び腰の状態です。


相賀地区の空き家は、どんどん増えていく兆候が見えています。


まだ交流段階の 「都市と田舎の交流活動」 を育て上げて、将来は移住までもっていければと考えています。


それには、行政も、地元住民も、もっと真剣に、執念をもって臨まなければこの話は尻つぼんでしまいます。


今が正念場です。 気持ちの熱い地元住民や、周辺の有志が動き始めました。


市が公募している、「地域創生の提案」 に応募して、現状をしっかりと訴求する必要があります。


頑張ろう。