県外からの移住・定住と、「空き家」問題

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


静岡県の人口減が止まりません。


しかし、昨日 (12月17日 土) の、日経新聞朝刊 静岡経済欄 35頁に、「県外から移住3.4倍」 の記事が掲載され、各市町村の、移住・定住努力が報われてきたことを感じます。


■ 静岡県では、東京千代田区有楽町の東京交通会館5Fに、静岡県移住相談センター」 を開設して、県外からの移住・定住相談にのっています。


■ 静岡市も、同会館内に、「移住支援センター」 を開設しています。


記事によると、今年4〜9月の6ケ月間に、県外からの移住者数は、189人で前年同月比で3.4倍だという。


市町村別では、第一位 小山町で44名、第二位は、沼津市で24名、第三位は、富士宮市で23名、次いで島田市が19名と続いている模様だ。


島田市では、専用のパンフレット 「はじめてみてご 島田ぐらし」 を製作し、


    ◆ 空き家バンク制度

    ◆ 空き家のリフォーム経費補助制度

    ◆ 島田市に住もう応援奨励金


その他、就職・就農や、出産支援・子育て支援策を用意して、県外からの移住を奨励しています。


しまだ環境ひろばは、「相賀の里を良くする会」 の事務局入りをして、相賀地区の活性化を支援しています。


活性化策の一環として、相賀地区で拡大している、「空き家」 の利活用をして、県外からの移住・定住を模索しています。


島田市では、既に、「空き家バンク制度」 がありますので、これに乗って行くことを考えていますが、なかなか進みません。


その理由は、空き家になっている理由は、空き家毎に異なっており、一律には行かないと言う事です。


    ◆ 貸したいが、「ご仏壇」 を処理できない。

    ◆ 相続問題 (相続放棄など)

    ◆ 不幸が連続している。


などなど、第三者か、行政が絡まないと打開できない。


その間に、どんどんと空き家は増える。


制度はあるが、空き家になった理由別リストアップと、それぞれの打開策を講じないとどうにもならない。